カタールW杯の欧州予選が7日に行われ、グループGではオランダ代表とノルウェー代表がゴールラッシュを披露し、ともに快勝した。

　首位のトルコ代表をホームに迎えた2位のオランダは、試合開始早々の前半1分に鮮やかなパスワークからMFデイヴィ・クラーセンがネットを揺らして先制に成功。同16分と同38分にFWメンフィス・デパイが追加点を奪うと、同44分にはトルコDFチャグラル・ソユンクが一発退場となって数的優位に立つ。

　後半も攻撃の手を緩めず。同9分にデパイがハットトリックとなるPKを沈め、同35分にMFフース・ティル、同45分にFWドニエル・マレンが加点。トルコの反撃を1点に抑えて6-1で天王山を制し、首位に浮上した。今予選初黒星を喫したトルコは3位に後退している。

　他会場ではジブラルタル代表と対戦したノルウェーの怪物FWアーリング・ハーランドが大暴れ。1-0とリードして迎えた同27分、一瞬の加速で最終ライン裏に抜け出してパスを呼び込むと、左足のシュートで落ち着いてネットを揺らして自身1点目を記録する。

　さらに前半39分にはPA内の混戦から左足でゴールを陥れて2点目。そして後半アディショナルタイムにはハットトリックとなるゴールを右足で蹴り込み、チームを5-1の快勝に導いた。首位に立ったオランダ同様に勝ち点を13まで伸ばしたノルウェーは、2位に順位を上げている。

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