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リバプールらプレミア5クラブに大打撃!ブラジル人選手8名が週末の一戦を欠場へ

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 プレミアリーグの5クラブは、今週末の試合でブラジル人選手を起用できないようだ。

 現在イギリス政府は、新型コロナウイルス感染の危険性が高い地域を“レッドリスト”に指定。当該地域へ渡航した者は、帰国後10日間の隔離が義務付けられている。アルゼンチンやブラジル、チリ、コロンビアといった南米の各国もこのリストに指定される。

 これを受け、プレミアリーグのクラブは9月のインターナショナルブレイク中に南米への選手派遣を拒否。そして、この報復という形で、ブラジルサッカー連盟が国際サッカー連盟(FIFA)の定める不用意な代表招集拒否があった場合、当該選手をインターナショナルブレイク終了後5日間の出場禁止に処すというルールを行使することがわかった。

 そのため、リバプールマンチェスター・シティマンチェスター・ユナイテッドチェルシーリーズの5クラブが9月10日~14日までの5日間、この影響を受けることになる。

 リバプールのGKアリソン・ベッカー、MFファビーニョ、FWロベルト・フィルミーノが、同じくFWラフィーニャを欠くことが濃厚なリーズ戦を欠場する見込み。マンチェスター・CのGKエデルソン・モラエスとFWガブリエル・ジェズス、マンチェスター・UのMFフレッジもそれぞれ、レスター戦とニューカッスル・ユナイテッド戦に欠場し、チェルシーのDFチアゴ・シウバもアストン・ビラ戦でプレーできないと予想される。

 さらに、フレッジとシウバに至っては、14日にチームがチャンピオンズリーグのグループリーグ初戦を迎えるために、ヤング・ボーイズ戦、ゼニト・サンクトペテルブルクとの一戦にも出られないと考えられている。

 その他にも、メキシコ、チリ、パラグアイが選手派遣を拒否した件に対してFIFAに5日間の出場禁止を求めており、ウォルバーハンプトンのFWラウール・ヒメネスニューカッスルのFWミゲル・アルミロンらにも影響が及ぶと考えられている。

 なお、プレミアリーグはこの措置に反対の立場を取っており、撤回に向けて動いているようだが、現時点では複数の選手が週末の一戦を欠場することが濃厚だ。

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