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ロナウド氏も“W杯隔年開催”案に太鼓判「より多くの人々の夢が現実になる」

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 元ブラジル代表ストライカーのロナウド氏が今月、国際サッカー連盟(FIFA)の会合でワールドカップの隔年開催案を支持した。FIFAの公式サイトで9日、主張の内容が明かされている。

 ロナウド氏は「スケジュール変更について前向きで、疑念はない。今後もW杯が地球上で最も権威のあるイベントであり続けることに疑いはない」と主張。「現在のカレンダーはW杯に関しては100年前に考案されたもので、それから世界は完全に変容している。新たな世代、速い情報とともに進化する時代がきた」と変更案に太鼓判を押した。

 W杯の隔年開催案はサウジアラビアサッカー協会の要請で議論がスタートし、FIFA幹部を務めるアーセン・ベンゲル氏が広報役を担うプロジェクト。欧州サッカー連盟(UEFA)や各国リーグからは批判が集まっているが、FIFAが実現可能性を調査している。

 ロナウドは支持する根拠として2018年のロシアW杯を挙げ、「数多くの試合、素晴らしい光景が見られて素晴らしかった。ピッチ外でも全てが完璧だった。4年間は長すぎる。W杯に参加する機会も増えるので、多くの国がこのアイデアに賛成するだろう」と指摘。「小さい頃、W杯でプレーするのが夢だった。全ての友人、私が知る全ての人にとってもW杯でプレーすることが夢だった。この変更によってより多くの人びtpの夢が現実になる」と熱弁した。

 さらにロナウドはUEFAなどが懸念している過密日程についても「プレーヤーの移動が少なくなり、ファンがより多くの良いサッカーを楽しめるようになる」と説明。この案には選手の休養期間を強制的に設ける規定が組み込まれているといい、元デンマーク代表GKのピーター・シュマイケル氏も「最も重要な提案の一つは必ず義務付けられる25日間の休養だ。サッカー選手が取得できるようルールに書き込まれることを願う」と述べている。

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