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リバプールの“敗戦後の戦いぶり”を説いて奮起求めた京都、イスマイラ劇的V弾!!昇格争う上位決戦に逆転勝ち

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[9.11 J2第29節 京都2-1琉球 サンガS]

 京都サンガF.C.がホームでFC琉球に2-1で勝利した。1-1の後半アディショナルタイムにFWイスマイラが勝ち越し点を決めた。上位を争う2位と4位の対戦は、2位京都に軍配が上がった。

 先制点は琉球に決まった。前半16分、DF沼田圭悟の左アーリークロスに走り込んだFW阿部拓馬が頭に当てると、上手くミートはしなかったが、バウンドしたボールがゴール左に吸い込まれ、先制点になった。しかし同23分の阿部が蹴ったPKはGK若原智哉に止められて追加点のチャンスを逃してしまう。

 すると京都は前半41分、MF松田天馬とのワンツーでエリア内に入ったMF川崎颯太が足を引っかけられてPKを獲得。これをFWピーター・ウタカが決めて、同点にして前半を折り返した。

 試合は均衡状態を保ったまま終盤に突入。ただ引き分け決着も見えていた後半アディショナルタイム3分、京都はサイドの揺さぶりから得点チャンスを伺うと、DF白井康介が右サイドから切り込んで鋭くクロス。FWイスマイラの頭にピタリと合い、京都が劇的な逆転勝利を飾った。

 チョウ・キジェ監督は逆転弾が決まったあと、両手を天に突き刺して大きくガッツポーズをみせていた。3戦ぶりの勝利となった京都。「昨年リバプールがアストンビラに負けた試合とそのあとの経過を選手たちに説明して」奮起を求めていたことを明かした指揮官は、「アンフィールドに近いようなスタジアムで、彼らがやってくれたことを誇りに思います。選手たちはよくやってくれたと思います」と称えていた。

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