チェルシーは11日のプレミアリーグ第4節でアストン・ビラに3-0で快勝。FWロメル・ルカクは2得点を挙げる活躍を見せた。

　2011年からチェルシーに所属していたものの、ルカクは活躍できずに無得点で退団。しかし、ベルギー代表FWはプレミアリーグクラブやセリエA覇者インテルなどのクラブを渡り歩き、大成長を遂げた。昨季はセリエA最優秀選手に輝くと、再びチェルシーに加入。そして、10年前に果たすことができなかった同クラブでのゴールを記録した。

　前半15分、MFマテオ・コバチッチのパスを受けたルカクがドリブルでPA内に進入。鋭い切り返しで相手選手をはがすと、右足シュートで先制点を挙げた。1-0で前半を折り返し、後半4分にはコバチッチが追加点。そして、終了間際には再びルカクが左足シュートでダメ押しの3点目を決めた。

　英『BBC』では、試合後のルカクのインタビューを掲載。「11歳からの夢だった。この瞬間のために頑張ってきたんだ」と喜びを口にする。「調子の上下があったが、ここ3年間は一貫して調子がいい。経験と努力を重ねることで結果を継続的に残せている」と手応えを語った。

　見事結果を残した28歳だが、チーム1点目でお茶目な瞬間も見せてしまった。得点後、ゴールパフォーマンスをしようとコーナーフラッグまで助走。膝をつけながら滑ろうとしたが、思いのほか滑ることができず、引っかかって転んでいた。試合後、自身のツイッターを更新。「もう膝で滑るのは二度とやらない…」とやはり気にしていたことを明かした。

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