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鎌田vs遠藤フル出場の日本人対決は痛み分け…伊藤洋輝が土壇場同点弾の起点に

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日本人対決が実現

[9.12 ブンデスリーガ第4節 フランクフルト 1-1 シュツットガルト]

 ブンデスリーガは第4節を行い、日本代表MF鎌田大地とMF長谷部誠が所属するフランクフルトは12日、ホームで日本代表MF遠藤航とMF伊藤洋輝が所属するシュツットガルトと対戦し、1-1で引き分けた。鎌田、遠藤はフル出場し、伊藤は途中出場。長谷部は出場しなかった。

 フランクフルトは鎌田、シュツットガルトは遠藤がスタメンに入り、日本人対決が実現した。鎌田はトップ下、遠藤はボランチの一角に入った。

 フランクフルトは積極的な入りを見せ、前半3分、鎌田は後方からのフィードを落とし、MFイェンス・ペッター・ハウゲの決定的なシュートを導いた。対するシュツットガルトは前半18分に決定機。緩急をつけたドリブルでえぐった新加入FWオマル・マーモウシュがフィニッシュまで持ち込んだが、GKのセーブに遭った。

 鎌田はアグレッシブにゴールに迫る。前半22分、MFイェスパー・リンドストロームからパスを受けて前を向き左足シュートを放てば、17分にはシュート性のクロス。40分にもリンドストロームのパスを猛ダッシュで呼び込みシュートを狙うなど複数のチャンスに絡んだが、惜しくも決め切れなかった。

スコアレスで前半を折り返すと、後半25分にシュツットガルトは伊藤を投入。伊藤は左ウイングバックでプレーした。ゴールレスのまま拮抗した展開が続いたが、フランクフルトが試合を動かした。後半34分、PA内左からMFフィリップ・コスティッチが左足を一閃。鋭いシュートを右ポストに当ててネットを揺らした。

シュツットガルトは後半37分に退場者が出たことで数的不利に陥ったものの、苦しい時間帯に意地を見せた。遠藤がシュートを狙うなど最後の反撃に出ると、後半43分、伊藤が遠藤を狙って後方からフィード。これは相手にクリアされたが、最後は新加入のマーモウシュが個人技から粘ってネットを揺らし、土壇場で1-1に追いついた。フランクフルトは惜しくも今季初勝利を逃し、3試合連続のドロー。シュツットガルトは連敗を2で止めた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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