beacon

三笘薫がベルギーデビュー! ゲンク伊東と対戦…初手ドリブルで3人翻弄、流れ引き寄せ劇的ドローに貢献

このエントリーをはてなブックマークに追加

ベルギーデビューを果たしたMF三笘薫

 ベルギー・リーグは12日に第7節を行った。FW伊東純也が所属するゲンクと、MF三笘薫が所属するロイヤル・ユニオン・サンジロワーズが対戦し、1-1のドロー。先発の伊東は後半アディショナルタイムに途中交代となり、ベンチスタートの三笘は後半37分に途中出場でデビューを飾った。

 伊東は3トップの右FWで先発出場。ゲンクは伊東のシュートも含め、猛攻を仕掛けるが、ゴールを決められない。スコアレスで前半を折り返すと、後半27分に試合が動く。FWパウル・オヌアチュがユニオンのDFヨナス・バガーからファウルを受け、PKを獲得。さらにバガーにレッドカードが出され、ゲンクが数的優位に立った。オヌアチュがPKを沈め、ゲンクが先制に成功する。

 追いかけるユニオンは後半37分、2枚目の交代カードとして三笘を投入。すると、直後にチャンスを作る。中盤のFKから三笘は左サイドで張り、パスを受ける。味方が全員PA内に控えるところ、三笘は単独で左サイドからドリブル突破。1人をかわし、もう一人を切り返しで置き去りに、3人目を引き付けながらPA中央にパスを折り返した。DFイスマエル・カンドゥスのシュートはわずかに枠外。しかし、三笘が単騎で決定機を作った。

 三笘は後半41分にこぼれ球を拾い、ドリブルを狙うが、立ちはだかるのは伊東。冷静に奪い切り、三笘のカウンターチャンスを潰した。後半アディショナルタイムに入ると、伊東は途中交代となった。

 少しずつ流れを引き寄せるユニオンは、0-1で迎えた後半アディショナルタイム4分過ぎにチャンスを掴む。相手のショートコーナーを三笘がカットし、前線へ。その流れからユニオンがCKを得る。すると、2度目の左CKをFWデニス・ウンダブがヘディングシュート。ゴール右隅に決め切り、劇的に追いついてみせた。

 そのまま試合は1-1で終了。ゲンクは白星を逃し、ユニオンは勝ち点1をもぎ取った。

●海外組ガイド
●ベルギー・リーグ2021-22特集

TOP