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セリエA王者からゴール奪った吉田麻也、サンプドリアは代表帰りのタフさに「ステンレスロボ並み」

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DF吉田麻也がセリエA王者から得点を奪う

[9.12 セリエA第3節 サンプドリア2-2インテル]

 日本代表DF吉田麻也サンプドリアの今季リーグ戦ファーストゴールを挙げた。クラブ公式サイトでは、代表戦帰りのディフェンスリーダーを「パワフルなステンレス製。ロボットと同じ素材でできている」と評価している。

 今月7日までカタール・ワールドカップのアジア最終予選を戦った吉田だが、12日のセリエA第3節・インテル戦でフル出場。昨季王者相手に得点を決めた。

 前半18分に先制を許したサンプドリアは、同33分にセットプレーのチャンス。CKから敵陣PA内で混戦となると、吉田が左足ボレーで合わせる。ボールはインテルFWエディン・ジェコに当たりながらゴールに吸い込まれた。その後も互いに得点を取り合った両者は2-2のドロー。開幕2試合(1敗1分)で無得点だったチームにファーストゴールをもたらした。

 クラブ公式サイトでは、7月のオリンピック、そして9月頭のアジア最終予選を戦った33歳を称える。吉田は「日本代表後の準備は大変です。最初は日本で、次はカタールにいたので」と苦労を明かしつつ、「疲れていると思われるのは普通です。しかし、私はいつだって集中しています」と大変さを表情には出さない。

 昨季王者からの勝ち点1奪取。吉田は「もっとやることができたかもしれないけど、彼らはチャンピオン。私たちはこれを続けなければいけない」と手応えを語った。

 また、自身のゴールがジェコのオウンゴールなのでは、という質問も。吉田は「あれは私のゴールです。間違いなく100%」と冗談交じりに回答。チームのファーストゴールに価値を見出し、次戦のエンポリ戦に向け、「道を開いていきたい」と意気込んだ。

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