beacon

森岡亮太が再びゴールを脅かす存在に…シャルルロワ新監督の下でのポジション変更に注目

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ベルギー1部シャルルロワに所属するMF森岡亮太は今シーズン、再び攻撃的な姿を見せている。同国『Proximus』が、首位のクラブ・ブルージュ戦を前に掲載した特集記事で指摘した。

 第7節消化時点で3勝4分けと負けなしのシャルルロワは、3位に位置。現地時間18日に行われる次節で昨季王者ブルージュとのホームマッチに勝てば、首位の座を奪取する可能性もある。この試合に向けて『Proximus』は、「シャルルロワファンの期待は違いを生み出せる1人の選手、リョウタ・モリオカにかかる」と紹介した。

 2ゴール(3アシスト)とすでに昨季と同じ得点数を記録する森岡だが、同メディア曰く、今季はさらに多くの得点を挙げるチャンスを迎えていたとのこと。第5節ズルテ・ワヘレム戦(2-2)ではクロスバーを叩き、2点決めている第6節ベールスホット戦(5-2)ではPKを外したほか、オフサイド判定によりゴールが取り消しとなった場面を指摘している。

 それでも森岡は、ワースラント・ベフェレンで2017-18シーズン前半戦のみで9得点をマークしたころのように、再びゴールを脅かすような存在になりつつあると見られるようだ。同メディアは、その主な要因として「モリオカは今シーズン、相手ゴールにより近い位置でプレーしている」と分析。2019-20シーズンのカリム・ベルホチーヌ前監督の下ではポジションが攻撃的MFからボランチへと変更されていたが、今夏に就任したエドワード・スティル新監督の下では「6番(ボランチ)より8番(インサイドハーフ)、或いは10番(トップ下)での起用の方が多い」と伝えた。

 なお、ここ2試合はキャプテンマークも巻いていた森岡だが、クラブとの契約は2022年までとなっている。『Proximus』は契約の延長は考えられるとしながらも、本人が以前に「僕はまだ30歳ですし、まだそのような冒険をしたい思いはあります」と語っていたこと指摘。他リーグ挑戦の可能性を否定していなかったことを紹介すると、「最初の冒険はこの土曜日に迎える」と、ブルージュとの首位争いの対決を“冒険”と例えていた。
●海外組ガイド
●ベルギー・リーグ2021-22特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP