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夢の3トップ実現のパリSG、アクシデントも響いてベルギー王者と1-1ドロー

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パリSGがドロー発進

[9.15 欧州CLグループA第1節 クラブ・ブルージュ 1-1 パリSG]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループA第1節が15日に開催され、昨季ベスト4のパリSG(フランス)は敵地でクラブ・ブルージュ(ベルギー)と1-1で引き分けた。第2節は28日に行われ、パリSGはホームでマンチェスター・シティ(イングランド)、クラブ・ブルージュはアウェーでライプツィヒ(ドイツ)と対決する。

 4-3-3でスタートしたパリSGは、3トップに右からアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、フランス代表FWキリアン・ムバッペ、ブラジル代表FWネイマールを並べ、各国の背番号10が初めて揃い踏み。今夏に加入したメッシはパリSGでの先発デビューとなった。一方、ベルギー・リーグ2連覇中で今季も首位につけるクラブ・ブルージュは4-2-3-1の布陣。マンツーマン気味に前から守備をはめ、ショートカウンターを主体にチャンスをうかがった。

 パリSGは立ち上がりから相手を押し込み、前半15分にスコアを動かす。左サイドでボールを受けたムバッペが個人技から左足で低い弾道のクロス。PA内中央にフリーで入ったMFアンデル・エレーラが左足でゴール左に決め、今季の公式戦4得点目を記録した。

 前半23分にはメッシのスルーパスからPA内右のムバッペが右足で強烈なシュート。しかし、GKシモン・ミニョレにセーブされる。

 ネイマールも含めて前線3人が迫力のある攻撃を仕掛けるパリSGだったが、前半27分に守備の不安を露呈してしまう。7人のブロックでクラブ・ブルージュの攻めに対応した場面で右サイドを崩され、DFエドゥアルド・ソボリにグラウンダーのクロスを送られる。センターバックの1人がソボリに釣り出され、空いた中央のスペースを突いたMFハンス・バナーケンに右足で同点弾を奪われた。

 前半29分にはメッシがPA手前右で左足を振り抜く。だが、シュートはゴール左角付近を直撃し、そのまま1-1でハーフタイムを迎えた。

 勝ち越しを狙うパリSGは後半開始からMFジョルジニオ・ワイナルドゥムに代えてMFユリアン・ドラクスラー、MFレアンドロ・パレデスに代えてMFダニーロ・ペレイラを投入する。しかし、後半4分にあわや失点というピンチにさらされると、同5分にはムバッペが負傷交代するアクシデントに見舞われた。

 パリSGは途中出場のFWマウロ・イカルディとネイマールの2トップに変更。その後ろにメッシを配置した。

 後半25分にはネイマールのパスを受けたメッシが複数のマークを引き連れながらPA内左に流れ、左足でパンチのあるシュート。しかし、GKミニョレの正面に飛び、ゴールを挙げることはできない。

 その後もメッシやイカルディが好機を迎えたものの、決め切れずに1-1で終了のホイッスル。グループリーグ初戦はドローに終わった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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