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9カ国目の挑戦の本田圭佑に伊メディアも驚き「ベルヌの小説でなくホンダのキャリア」

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 スードゥバ(リトアニア1部)に加入することを発表したMF本田圭佑について、イタリアメディア『スカイtg24』が16日の記事で注目している。

 2014年冬から3年半にわたってセリエAの名門ミランの背番号10番としてプレーした本田。ミラノではクラブ通算92試合に出場、11ゴール16アシストを記録した。2017年夏の退団後に世界各国を渡り歩き続ける元ミランMFには、イタリアメディアも注目している。

 イタリアメディアは16日、「ケイスケ・ホンダがリトアニアに上陸。スードゥバとサイン」との見出しで本田の新天地決定の一報を伝えつつ、「プレーはこれで9カ国目になる。イタリアではミランで3シーズンプレーしたが、これから背番号3番を身にまとい、バルト海沿岸のクラブで再出発する。東洋の才能はこうして9カ国目をコレクションに加えた」と紹介した。

 また、本田がこれまでにプレーしてきた国名を「日本、オランダ、ロシア、イタリア、メキシコ、再びオランダ。ブラジル、アゼルバイジャン、そして現在はリトアニア」と羅列。「これはジュール・ベルヌの小説『80日間世界一周』の目的地ではない。ケイスケ・ホンダが選手としてキャリアで過ごした国々だ」と驚きを示した。続けて「指導者としてのキャリアも含めれば、リストにカンボジアも追加しなければならない」と付け加えた。

 最後にイタリアメディアは本田のこれまでのキャリアも紹介。「日本代表として、2010年南アフリカ・ワールドカップにおいて自身の左足を披露した。2011年には日本をアジアカップ優勝へ導き、大会MVPに選出。ヨーロッパのトップクラブから熱視線を浴びた」と振り返った。

 ミラン時代については、「イタリアには2014年に到着。ミランはフリーで彼を獲得してゲームの中心に据えようとした。当時のミランは難しい時期にあり、次から次へと監督が交代し、徐々にベンチで過ごす時間が多くなっていった」と紹介している。
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