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手術を受けたペレ氏、一時ICUに戻るも容体は安定

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手術を受けたペレ氏

 手術後にICU(集中治療室)へ逆戻りとなったことが報じられた元ブラジル代表のペレ氏(80)だが、現在の容体は安定しているようだ。イギリス『BBC』など複数メディアが伝えている。

 ペレ氏は今月初めに結腸から腫瘍を取り除く手術を受け、14日にICUから出たものの、17日に再びICUへ。入院先であるサンパウロのアルベルト・アインシュタイン病院の発表によると、一時的に呼吸が不安定になったことによる予防措置だという。現在、心肺機能は安定しており、準集中治療室に移った模様だ。

 娘のケリー・ナシメントさんは17日にインスタグラムを更新し、笑顔を見せる父とのツーショット写真を投稿。「このような手術を受けた同年代の男性の通常の回復シナリオでは、2歩前進して1歩後退することがあります。ごく普通のことです」とし、「昨日、彼は疲れていて少し後退しました。今日は2つ前進しました!」と報告した。

 “サッカーの王様”ことペレ氏は、現役時代にブラジル代表として同国歴代最多の77ゴールを記録し、3度のW杯優勝を経験。近年は健康状態が懸念されており、2015年に前立腺の手術を受けたほか、2019年には尿路感染症で再び入院するなど、手術や入退院を繰り返している。

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