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フアンマ3戦連発、山岸、渡! 福岡が攻守がっちり完勝…鳥栖は手痛い黒星で6位に後退

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福岡が3-0で勝利した

[9.25 J1第30節 福岡3-0鳥栖 ベススタ]

 J1リーグは25日、第30節を行い、ベスト電器スタジアムではアビスパ福岡サガン鳥栖が対戦した。九州ダービーは福岡が3-0の完封勝利。2試合ぶりの勝利をおさめ、5試合負けなし(4勝1分)と好調をキープしている。

 前半36分、鳥栖がチャンスを迎え、MF樋口雄太の横パスを受けたFW山下敬大がPA手前から左足を振り抜いたが、これはGK村上昌謙の好セーブに阻まれた。すると、福岡がカウンターから均衡を破った。

 前半41分、GK朴一圭のロングボールに反応したDF志知孝明がヘディングで跳ね返すと、背後に抜け出したのはFWフアンマ・デルガド。フアンマはDFファン・ソッコとの球際で強さを発揮し、そのままPA内に侵入。右足シュートでニアを破り、先制のネットを揺らした。

 フアンマは3試合連続ゴール。1点ビハインドの鳥栖は前半45分、ドリブルで仕掛けたMF中野嘉大がスルーパスを送ると、抜け出したDF小泉慶がPA右から折り返し、ゴール前に走り込んだ山下が流し込んだ。しかし、これはオフサイドの判定で得点は認められなかった。

 ハーフタイム明けに鳥栖はファン・ソッコを下げてMF島川俊郎を投入。攻撃の圧を強め、小泉や小屋松が次々とフィニッシュに持ち込んだ。後半16分、ハーフウェーライン付近での競り合いで、島川に対してアフター気味だったフアンマに警告。フアンマは累積警告により、10月2日の清水戦は出場停止となった。

 すると、鳥栖が前がかりになった裏を突き、福岡が次の一点を奪った。後半23分、MF前寛之のスルーパスに抜け出したFW山岸祐也がPA内に侵入。飛び出したGK朴を切り返してかわすと、DFエドゥアルドがクリアを試みたボールが山岸に当たり、無人のゴールへと吸い込まれた。

 後半アディショナルタイム4分には途中出場のFW渡大生がダメ押しの3点目。鳥栖は0-3で敗れ、4試合ぶりの黒星を喫した。3位を目指す中で手痛い黒星を喫し、5位から6位に後退している。

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