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日本人7選手がピッチへ! シントトロイデンは鈴木優磨の今季初弾で先制も…ゲンクは伊東純也アシストで逆転勝利

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FW鈴木優磨が今季初ゴール

[9.19 ベルギー・リーグ第8節 シントトロイデン1-2ゲンク]

 ベルギー・リーグは19日に第8節を行った。シントトロイデンゲンクの対戦は、ゲンクが2-1で勝利した。シントトロイデンでは、GKシュミット・ダニエル、DF橋岡大樹、FW鈴木優磨、FW林大地が先発出場。DF松原后、FW原大智、FW伊藤達哉はベンチスタートとなった。ゲンクはFW伊東純也がフル出場した。

 リンブルフ州に本拠地を置く両者のダービーマッチ。シントトロイデンは3-1-4-2の布陣で、GKにシュミット、橋岡は右WBで起用される。林と鈴木は2トップを組んだ。ゲンクは4-2-3-1の布陣を敷き、伊東は2列目の右MFに入った。

 先発した日本人は要所で存在感を放つ。前半アディショナルタイム3分過ぎにはシントトロイデンが日本人3選手の連係から先制。林が右サイドでボールキープから深い位置にパスを出す。走り込んだ橋岡が右サイドから豪快にクロスを上げると、ドンピシャでPA中央へ。詰めた鈴木が頭で叩き込み、今季初ゴールを挙げた。

 一方、ゲンクは16日のヨーロッパリーグから7選手をスタメンから変更。伊東は引き続き先発メンバー入りを果たすが、連係面でなかなか思うようにつながらず、決定機を作ることができない。

 シントトロイデンは後半14分にチャンスが生まれる。途中出場のMFクリスティアン・ブルースが左サイドからクロス。先制点と同様の形から、鈴木が再びヘディングシュートを放つが、惜しくも追加点とはならなかった。

 それでも粘り続けるゲンクは後半28分に追いついてみせる。左サイドからMFジョゼフ・ペイントシルがカットイン。右足シュートをゴール右隅に突き刺し、1-1と試合を振り出しに戻した。追いつかれたシントトロイデンは同30分、林を下げ、原が2トップの一角に入った。

 さらにゲンクは試合をひっくり返す。後半38分、中盤からの浮き球パスを、伊東がPA右の深い位置から頭で折り返す。ボールを収めたのは途中出場のパウル・オヌアチュ。細かいフェイントから右足シュートを決め切り、2-1で逆転に成功した。

 シントトロイデンは終盤に伊藤を投入する。しかし、追いつくことはできず、1-2で試合終了。ゲンクは後半2得点で勝ち点3を奪取した。

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