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新潟アルベルト監督はPK判定に不満も「私もミスをするし、誰もがミスをする」

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3点目を決めたFW鈴木孝司には「彼のゴールが彼自身、そしてチーム全体に大きく良い影響を与えてくれることを願っている」と労った

[9.19 J2第30節 東京V 1-3 新潟 味スタ]

 アルビレックス新潟アルベルト監督は3-1で勝利した東京ヴェルディ戦の試合後、唯一の失点につながったPK判定に対し、言葉を選びながら異議を投げかけた。

「誰もが生身の人間であればミスをするもの。今日に関していえばあのPKはレフェリーのミスだったと思う」。

 新潟は2-0にリードを広げた直後の後半11分、左サイドから突破を仕掛けた東京VのMF杉本竜士に対し、アプローチをかけたDF早川史哉がファウルを取られてPKを献上。キッカーのMF小池純輝が落ち着いて決め、新潟は再び1点差に詰め寄られた。その後、東京Vの猛攻がスタートし、ミスから新潟の3点目が入るまでは一方的な試合展開となった。

「この試合は2つの局面に大きく分けられる。ペナルティまでの時間帯とペナルティの後の時間帯だ。PKがあるまではいい形で試合をコントロールできていた」。

 試合全体をそう振り返った指揮官は、大坪博和主審の判定に疑問を呈した。

「われわれは審判の分析もしているが、今日の主審はアグレッシブなプレーを認めてくれるレフェリーだと認識している。それにもかかわらず、あのPKでは直接関わっていた史哉も言っていたし、われわれも確認したが、ファウルではなかったと思う」。

 もっとも主審個人を攻撃する意図はないようだ。

「ただ、われわれスタッフも、選手もミスをする。レフェリーもミスをするもの。誤審の後にわれわれがいいリアクションができなかったのは課題が残る」と述べた指揮官は、東京Vの猛攻と、それを耐え凌いだ新潟の守備を称賛。その上で「レフェリーの誤審は許してあげようと思う。私もミスをするし、誰もがミスをする」と受け入れる姿勢を強調した。

(取材・文 竹内達也)
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