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今季初勝利はまたもお預け…鎌田先発のフランクフルトはランメルス先制弾守り切れず1-1ドロー

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先発出場した日本代表MF鎌田大地

[9.19 ブンデス1部第5節 ボルフスブルク1-1フランクフルト]

 MF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルトは敵地でボルフスブルクと対戦し、1-1で引き分けた。鎌田はトップ下で先発出場し、長谷部はベンチスタート。フランクフルトは開幕から4分1敗となり、今季初勝利は次節以降にお預けとなった。

 前半16分、ホームのフランクフルトが好機を迎える。左サイドでショートコーナーからクロスを送ると、このボールにFWボウト・ベグホルストがタイミングよく走り込み強烈なヘディング弾。しかし、シュートはクロスバーを叩き、ゴールとはならなかった。

 難を逃れたフランクフルトは前半24分、左サイドで鎌田の仕掛けからフリーキックを得ると、MFフィリップ・コスティッチがキッカーを務める。左足で優しく蹴り込んボールにFWサム・ランメルスが頭で合わせるも、これはボルフスブルクのGKクーン・カステールスのセーブに遭い、ネットを揺らすことが出来ない。

 試合は拮抗した展開に、それでも前半のうちにスコアが動く。前半38分、鎌田が左サイドを駆け上がるDFエリック・ドゥルムにスルーパスを送ると、コスティッチに横パス。コスティッチが腰を捻りながら送ったボールをランメルスがダイレクトで叩き込んだ。

 1点リードで前半を折り返したフランクフルトは、後半立ち上がりにホームチームの猛攻を受けるも、GKケビン・トラップを中心にゴールを死守。今季ブンデス初勝利を挙げるべく、追加点を狙った。

 しかし、次にゴールネットを揺らしたのはボルフスブルクだった。後半25分、FWルカ・バルトシュミットのシュートはフランクフルトのGKトラップの好セーブに遭うも、そのこぼれ球をベグホルストが押し込み、同点とした。

 その後、試合は両チームともに譲らず1-1のドローでタイムアップ。鎌田は後半37分まで出場し、攻撃で存在感。長谷部の出場は無かった。

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