beacon

カリアリ指揮官マッツァーリ、1年半ぶり復帰のワケ「ワクチン未接種だったし無観客じゃ…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カリアリの指揮を執るバルテル・マッツァーリ監督

 カリアリのバルテル・マッツァーリ新監督が19日のラツィオ戦終了後、試合を振り返るとともに復帰について語った。イタリアメディア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

 レオナルド・センプリチ前監督の下で2敗1分と出遅れたカリアリは、指揮官の解任を決断。元トリノ指揮官のマッツァーリ氏を後任に抜てきすると、セリエA第4節のラツィオ戦で2-2と引き分けて敵地で格上チームから貴重な1ポイントをもぎ取った。

 約1年半ぶりにセリエAのベンチに座ったマッツァーリ氏は、健闘した選手たちを称えた。

「3日間で私の言うことをよく聞いてくれた選手たちを褒めたい。私はいくつものカミナリを落としたが、ラツィオのような強豪を相手に私が要求したことをピッチで見せようと全力を尽くしてくれた。前半はチャンスをほとんど与えず、逆に我々だけがチャンスを作れた。それからパフォーマンスが下降したことは残念だった。もし前半のようなエネルギーが残っていれば、試合を決めてしまうこともできたはず。しかしチームには高評価を与えたい」

 続いてカリアリ指揮官はトリノ指揮官の座を退いた2020年2月以降、約1年半にわたって現場から離れていた理由を明かした。今季からセリエAが有観客での開催へ切り替えたことも背景にあるようだ。

「復帰には満足している。活動を休止していたのはワクチンを接種していなかったことも理由だ。それに観客がいなければ、私にとってカルチョではない。休養中も情報を仕入れていたので、今はこうして穏やかに復帰することができた。エネルギーは有り余っている。良いパフォーマンスを見せるために、技術面や戦術面のすべてに集中していきたい」

●セリエA2021-22特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP