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ピケをまさかのFW起用…グラナダに先制を許したバルセロナ、クロス攻勢でドローに持ち込む

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バルセロナが引き分けに持ち込んだ

[9.20 ラ・リーガ第5節 バルセロナ1-1グラナダ]

 ラ・リーガ第5節が20日に行われ、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでグラナダと1-1で引き分けた。今季初の連勝こそ逃したが、開幕4戦負けなし(2勝2分)。消化試合が1つ少ないバルセロナは暫定7位となっている。

 ホームにグラナダを迎えたバルセロナは4-3-3の布陣でスタート。GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンがゴールを守り、最終ラインではDFジェラール・ピケがスタメンを外れてDFロナルド・アラウホとDFエリック・ガルシアがセンターバックコンビを組んだ。

 右サイドバックは負傷明けのDFセルジーニョ・デスト、左はラ・リーガデビューとなる18歳DFアレハンドロ・バルデ。中盤はMFセルジ・ロベルト、MFセルヒオ・ブスケツ、MFフレンキー・デ・ヨングが並び、3トップは右から18歳FWユスフ・デミル、FWメンフィス・デパイ、FWフィリペ・コウチーニョが配置された。

 若手を抜擢したバルセロナだったが、前半2分にグラナダの左CKの流れからDFセルヒオ・エスクデロのクロスをファーのDFドミンゴス・ドゥアルテに頭で叩き込まれ、先制を許す。

 1点を追いかける中、前半18分に右CKのショートコーナーからコウチーニョがクロスを入れ、ファーでこぼれ球に反応したS・ロベルトが右足でシュート。しかし、クロスバーに嫌われる。

 守備の時間が続くグラナダはMFヤン・ブライス・エテキが負傷し、前半30分にMFアンヘル・モントロを投入。一方のバルセロナもバルデが腰付近を痛め、同42分にDFオスカル・ミンゲサをピッチに送り出した。

 そのまま前半が終了し、さらにハーフタイム明けからS・ロベルトに代えてFWルーク・デ・ヨングを起用。コウチーニョが中盤に降り、L・デ・ヨングは最前線に入った。

 後半16分、F・デ・ヨングがPA右脇から送ったクロスがファーに流れ、デパイが右足でボレー。だが、惜しくもクロスバーを越える。

 後半30分には5枚の交代カードを使い切り、ベンチスタートだったピケをFWとして送り込む。クロス主体の攻撃で得点を狙い、終盤にはアラウホも前線に上げると、同45分に追い付いた。

 F・デ・ヨングからのロングボールをアラウホが落とし、ピケのキープからPA内右の途中出場MFガビがクロス。動き直したアラウホが豪快なヘディングシュートを決め、土壇場でバルセロナが1-1とする。その後も攻め込みながら逆転には至らず、グラナダと勝ち点を分け合った。

●ラ・リーガ2021-22特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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