アーセナルのOBローレン・エタメ氏が、今季加入した日本代表DF冨安健洋について語っている。イギリス『football.london』が伝えた。

　移籍市場最終日にアーセナルへの加入が決まった冨安。インターナショナルウィークを挟み、合流1日半でノリッジ戦(1-0)に出場して新天地デビューを果たすと、続くバーンリー戦(1-0)でも右サイドバックで先発出場。空中戦やデュエル勝率が「100%」を記録し、抜群の存在感を見せていた。

　そんな冨安について、2003-04シーズンの無敗優勝を達成した際に右サイドバックを務めていたレジェンド、ローレン氏が『BonusFinder』で言及。「アーセナルで良いスタートを切ったね。良いタッチもあったし、ノリッジ戦ではオーバーラップしてゴールを決めそうなシーンもあった」と称賛している。

　その一方で、「彼は良い選手だと思うよ。でも、まだアーセナルに来たばかり。適応には時間が必要だ。プレミアリーグは簡単に参加できるリーグではないし、新しい文化やクラブ、システムに適応するためには時間が必要。誰もがわかっていることだと思う」と過度なプレッシャーを与えず、長い目で見ていく必要があると説いた。

「ボールの扱いにも慣れているし、ディフェンスラインでのプレーを理解できているように見える。でも、落ち着くまでには時間が必要なんだ。これまでノリッジ戦とバーンリー戦では本当に良いプレーを見せてくれているし、このまま調子を上げていってほしいね」

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