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単独首位浮上のナポリ、スパレッティは満足「良いカルチョだった。チームは強い」

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ナポリの指揮官ルチアーノ・スパレッティ

 ナポリの指揮官ルチアーノ・スパレッティが20日のウディネーゼ戦終了後、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューに応じ、試合を振り返った。

 開幕から3連勝中のナポリは20日、セリエA第4節においてウディネーゼと敵地で対戦。24分にFWロレンツォ・インシーニェのループシュートをFWビクター・オシムヘンが押し込んで先制すると、合計4得点を奪って4-0と圧勝した。指揮官のスパレッティは、チームのパフォーマンスを評価した。

「最も私が満足したのは、ピッチにおける選手たちの姿勢やパーソナリティだ。試合を通して、正しい形でプレーを模索しようとする様子が見られたことだろう。それからインシーニェの25メートル手前からのループシュートや(イルビング)ロサノのゴールシーンなどのプレー、前線でも破壊的になれる(カリドゥ)クリバリのパーソナリティも当然、チームにとって必要だ。良いカルチョを見せることができた」

 セリエAで唯一、開幕から4連勝を飾って単独首位に立ったナポリ。1990年を最後に遠ざかっているスクデット獲得への期待も膨らむ。

「チームがどれほどのレベルの試合を見せることができるかを見極めていく必要がある。しかしリーグ戦は長く、多くの落とし穴が待っているだろう。チームに技術的なクオリティがあることは確かだが、足りないものもある。交代時にプレーレベルを保てるようなバックアップメンバーなどね。ライバルは、プレーをすでに確立しているミランや、主力を放出したにも関わらず、新たに強い選手を補強したインテルなど非常に手ごわい。一方、我々の強みはこの環境だろう。このチームへのあふれるほどの愛情が周囲から感じられる。チームは強いが道のりは長い」

 最後にスパレッティは、22歳のオシムヘンに言及。「彼はなんでもできる。狭いスペースでの技術的なクオリティに足りないものが少しあるが、広いスペースでプレーしている時は彼を捕まえるのは大変なはずだ」とコメントした。

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