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冨安健洋、欧州挑戦のきっかけは17歳での“大敗”「自分たちは何もできなかった」

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 日本代表のDF冨安健洋アーセナル公式サイトで公開されたインタビュー映像で、ヨーロッパに渡ることを決断したエピソードを明かしている。

 冨安はアーセナル公式インタビュアーの質問に対し、英語で応答。2018年1月にベルギーに移籍した際に「ホームシックになったか」という問いに「欧州でプレーをするのが夢だったから、ホームシックになることはなかった」と述べ、次のように続けた。

「17歳の時にイングランド代表と対戦して、1-5で敗れた。自分たちは何もできなかった。その時に海外でプレーしないといけないと感じたので、ベルギーに行った。ヨーロッパでプレーできることになって幸せだった」。

 冨安が振り返るのは2015年11月のイングランド遠征。U-18日本代表からは冨安のほか、MF堂安律(PSV)、MF渡辺皓太(横浜FM)、MF杉森考起(徳島)、MF岸本武流(徳島)らが先発し、U-19イングランド代表からはFWタミー・エイブラハム(ローマ)、MFエインズリー・メイトランド・ナイルズ(アーセナル)、FWアダム・アームストロング(サウサンプトン)らが出場していた。

 冨安はこの一戦にフル出場していたが、エイブラハムの2ゴールなどによって5失点で完敗。そこから海外挑戦へのモチベーションを高め、約2年後にベルギー移籍を果たし、ついにプレミアリーグの舞台に辿り着いた。

 冨安はインタビューで「アーセナルの選手としてプレーできることになるとは想像もしていなかった。でもプレミアリーグでプレーするのは若い時から大きな夢だった。とてもワクワクしているし、スタジアムでプレーする時が待ちきれない」とも語っている。

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