ヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが『Goal』スペイン版のインタビューに応じ、現在のバルセロナについて語っている。

　まず話題に上ったのはスペイン代表でも活躍するバルセロナMFペドリ。現在は負傷離脱中であるが、今夏はEURO2020と東京五輪に参加。若手賞であるゴールデンボーイ賞の候補にも挙がるなど、世代トップを走るプレーメーカーだ。「ペドリはこの世代のイニエスタになれるか?」と問われたイニエスタは、冷静に回答する。

「私が望んでいるのは、ペドリがペドリらしく、代表チームや所属クラブで必要とされるだけの重要な存在になることだ。彼は18歳の少年で、時々視野が狭くなることがある。彼は私のように仕事を続け、成長し、学び、向上していかなければならない。そして彼はそれを完璧にこなしている。比べることは常に複雑だ。彼はフットボールを楽しみ続けなければならない。彼のクオリティと才能は何よりも優れている」

　また、批判を矢面に立って受けるロナルド・クーマンについても言及。「バルサの監督は、常にどんな状況にも対応できる素質を持っていることを知っている」とし、信頼しているとした。

「監督が来たときは、もちろん簡単ではなかったし、今も簡単ではない。すべてのものには、その時期が必要なんだ。彼が幸運で、チームがそのラインと良い感情を見つけてくれることを期待しよう」

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