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大卒ルーキー甲府DF関口が大学時に結婚&第一子も誕生していたことを報告…発表に至った熱い思いを語る

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甲府DF関口正大

 ヴァンフォーレ甲府は24日、今季加入の大卒ルーキーDF関口正大(23)が2019年12月に入籍し、20年5月には第一子を授かっていたことを発表した。関口は今年3月に法政大を卒業し、甲府に加入していた。

 関口は新潟明訓高を17年3月に卒業後、同年4月から法政大に進学。20年6月に甲府加入内定が発表されていた。クラブ公式サイトによると、お相手は小学校からの幼馴染。「個人的な報告となりますが、素直な気持ちを皆様へ伝えさせて頂きたいと思います」とその思いを明かしている。

「私は法政大学在学時に地元新潟県で小学校、中学校を共に過ごした幼馴染の方と結婚を前提にお付き合いをさせて頂いていました。そして、交際期間中、幸運なことに第一子を授かることができました」

「正直、周囲からは学生の立場でどうなのかと心配する声もありました。しかし、私は一家の大黒柱としてプロサッカー選手になるという明確な目標を立て、強い覚悟と責任を持ち何事にも立ち向かう決断をしました」

「ではなぜ今のタイミングで報告させて頂こうと思ったかと言うと、過日私が怪我をしたことが大きな要因となりました」

「これまでのサッカー人生で、怪我をしたことがなかった私が初めて怪我をしてしまいました。焦る気持ちとプロとして不甲斐ない自分を抱え込み、悩む日々が続き気持ちが前向きにならずピッチを見つめる自分がいました」

「そんなときも家に帰宅すると変わらず、笑顔で支えてくれた家族の存在があり、改めて妻と子供のありがたみを感じました。だからこそ、このタイミングで日頃より私をサポートして頂いているヴァンフォーレファミリーの皆様にも、私には誇れる家族がいることをしっかりとした形で報告させて頂きたいと思いました」

「最後になりますが、コロナウイルスの影響により出産にも立ち会うことも出来ず、一人で元気な子供を出産してくれたこと。そして、私が学生であった為、遠距離で会う機会も限られる中、一人で子供を育ててくれたこと。妻には感謝しかありません。そして、今は山梨の地で共に時間を共有してくれている家族には本当に感謝しています」

「皆様には今後とも私たち家族を暖かく見守って頂けると幸いです。関口正大はこれまでと変わらず走り、闘い続けます。今後もご支援、ご声援の程よろしくお願い致します」

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