beacon

苦しむバルサ ピケが現状を語る「今、慣れない状況にいる…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

バルサDFジェラール・ピケ

 またしてもバルセロナの結果とパフォーマンスが悪かったことを受け、DFジェラール・ピケはクラブの現状について語った。スペイン『マルカ』が伝えている。

 バルセロナはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でバイエルンに大敗した後、ラ・リーガでも直近2試合で引き分け、3試合未勝利となっている。「クラブは何年も波に乗っている」とピケはカディスとのドローの後、『モビスター』に語った。

「僕たちは今、慣れない状況に置かれている。会長の交代や監督の交代など、激動の数年間だ。心の安らぎを与えるために、一緒にベストを尽くさなければならない」

「"勝ちたい"という気持ちは誰にでもある。対処法はいろいろある。みんなで文句を言うこともできるし、やるべきことをやることもできる。選手たちは、やるべきことをやるためにここにいる」

「2つに分けて考えるのはやめよう。僕たちは会長と共にあり、監督とも共にある。僕たちは(クラブ周辺の)雑音をコントロールすることはできないし、それについて考えたくもない」

 ピケはまた、特定の選手やそのパフォーマンスに批判的なバルセロナのファンにも目を向けた。バルセロナのファンからは、自チームに向けられたブーイングが日常的に聞こえてくる。

「僕は2位や3位になるためにバルセロナのユニフォームを着ているわけじゃない」

「トロフィーを獲得するためにここにいるんだ」

「時にはこのような場面にも直面しなければならない。ファンが応援してくれていることはわかっているが、この状況は僕らにとって複雑だ」

「今はうまくいっていないが、僕は絶対に勝てると確信している。チームは元気だし、意欲もある」

「僕らは12年間トップをひた走ってきたけど、今は全員が一丸となってプレーしなければならない。最後まで戦うつもりだ。誰もそれを疑うべきではない。私たちにはファンが必要だ。たとえスタートが悪かったとしても、みんなの助けが必要なんだ」

●ラ・リーガ2021-22特集

TOP