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神戸、大迫→武藤ホットラインからV弾!5バックで逃げ切り清水撃破、2連勝で3位浮上

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[9.24 J1第30節 清水0-2神戸 アイスタ]

 ヴィッセル神戸が敵地で清水エスパルスを2-0で下して2連勝を飾った。勝ち点を54に伸ばすと、名古屋を得失点差で逆転して3位に浮上した。

 神戸は18日の札幌戦で3試合ぶり勝利。同試合で右足を負傷したFW武藤嘉紀の状態が心配されたが、先発メンバーに名を連ねた。一方の清水は前節の仙台戦で9試合ぶりの白星。今季初の連勝を狙いたい一戦だが、仙台戦で移籍初ゴールを決めたFW藤本憲明が契約上の関係で出場不可。FWチアゴ・サンタナとFW鈴木唯人の2トップで臨むことになった。

 立ち上がり早い時間帯に神戸が先制点を奪った。前半9分、左サイドでDF初瀬亮のパスを受けたFW大迫勇也が左足でクロスを上げると、飛び込んだFW武藤嘉紀が頭で合わせる。これがDF井林章に当たってディフレクション。GK権田修一も取れないニアサイドに飛んだ。

 今夏加入の武藤は4試合で3アシストを記録。好調を持続させていたが、J復帰5試合目で待望の初ゴールを決めた。J1でのゴールはFC東京に在籍した2015年6月7日の松本戦以来で6年109日ぶりとなった。

 一方の先制を許した清水も前半終盤に立て続けにチャンスを作る。ただ前半34分のMF西澤健太の右クロスを合わせたFWチアゴ・サンタナのヘディングはGK飯倉大樹の好セーブに防がれる。同43分には右サイドを西澤とのコンビネーションで崩したDF原輝綺のクロスにサンタナが走り込むが、シュートは枠上に外れる。3戦連続ゴール中の助っ人がこの日はブレーキとなってしまう。

 後半に入ると同時に神戸はMFアンドレス・イニエスタに代えてMF佐々木大樹を投入。後半32分からは加入2試合目の出場となるFWボージャン・クルキッチとJ1リーグ戦デビューとなるMF櫻井辰徳を投入して試合を進めていく。さらに同38分からは武藤らを下げてDF山川哲史とDF小林友希を投入。5バックにして逃げ切りを図る。

 すると後半43分には佐々木のマイナスクロスからDF大崎玲央のシュートがMF松岡大起に当たってディフレクション。清水にとっては2点ともアンラッキーな失点となったが、神戸が勝ち切って2連勝を飾った。
 
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