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6年ぶりJリーグ弾の武藤嘉紀はアシストに大迫に感謝「今度は僕がお返しを」

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[9.24 J1第30節 清水0-2神戸 アイスタ]

 6年ぶりのJリーグでのゴールに、FW武藤嘉紀は「いろんな方々の期待はありますし、ヴィッセル神戸というクラブが心から求めてくれた。ゴールは満足いく結果だったと思います」と納得の表情で振り返った。

 待望の神戸での初ゴールが生まれたのは前半9分、左サイドでDF初瀬亮のパスを受けたFW大迫勇也が左足でクロスを上げると、飛び込んだ武藤が頭で合わせる。これがDF井林章に当たってディフレクション。ボールはGK権田修一の指先を抜けてニアサイドを揺らした。

 武藤は神戸デビュー戦となった8月21日の鹿島戦でいきなり決勝アシストを記録。続く大分戦でもアシストを決めると、前節の札幌戦でも決勝点をアシスト。そしてこの日は札幌戦で痛めた右足の状態が心配された中で、Jリーグで6年109日ぶりとなるゴールを奪ってみせた。三浦淳寛監督も試合後の会見では「足がよくない中で結果を出している」と武藤への感謝を語っていた。

 そんな武藤だが「今日に関しては足を引っ張ってしまった」と振り返るなど、自身のパフォーマンスについては納得がいっていない様子。ただここ数試合、大迫との連携が上手くいっていなかったことで、「大迫選手主導で戦術を変えてきた」と明かすと、「対応できたことは素晴らしかった。大迫選手は収めてくれるし、彼のところにマークが集中すれば僕がフリーになる。今日は素晴らしいボールをくれたので、今度は僕がお返しをできればいい」と更なる連携強化を誓った。

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