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開始37秒で失点も…浦和、酒井初ゴール&江坂2戦連発でFC東京に逆転勝利!!

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浦和レッズが逆転勝利で3連勝

[9.25 J1リーグ第30節 FC東京 1-2 浦和 味スタ]

 J1リーグ25日、第30節を開催し、味の素スタジアムではFC東京浦和レッズが対戦。前半1分にFW田川亨介のゴールでFC東京が先制するも、同アディショナルタイムにDF酒井宏樹が決めて浦和が追い付くと、後半21分にFW江坂任が勝ち越しゴールを奪い、浦和が2-1の逆転勝利を収めた。

 ホームのFC東京は9月22日の第32節名古屋戦(△1-1)から先発5人を入れ替え、田川、FW永井謙佑、FW渡邊凌磨、MF高萩洋次郎、DF鈴木準弥らを先発起用。一方、ここ6戦無敗(5勝1分)で5試合連続完封中の浦和は9月18日の第29節C大阪戦(○2-0)から先発の入れ替えはなく、同じ11人がスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 開始早々、わずか37秒で試合を動かしたのはホームのFC東京だった。最終ラインのDF森重真人が送ったロングフィードで田川が抜け出すと、PA内まで持ち込んで左足のシュートをネットに突き刺し、スコアを1-0とした。浦和にとって、6試合ぶりの失点となった。さらに同9分には相手スローインを奪ったMF安部柊斗がPA外から左足シュートを枠内に飛ばすが、GK西川周作に弾き出されてしまう。

 1点のビハインドを背負った浦和は前半15分、江坂が鋭いFKを放つも、GK波多野豪に阻まれてしまった。その後は浦和がボールを保持する展開となるが、高い集中力を保つFC東京守備陣を攻略し切れない。しかし、同アディショナルタイムには柴戸、MF平野佑一の縦パスの連続から酒井がネットを揺らす。一度はオフサイドの判定となったものの、VARが介入した結果、ゴールが認められて浦和が1-1の同点に追い付いた。酒井にとって浦和加入後初ゴールとなった。

 1-1のまま後半を迎えると、FC東京は高萩と渡邊に代えてFWディエゴ・オリヴェイラとMF東慶悟を投入。さらに同15分にはFWアダイウトンをピッチへと送り込む。同16分には左サイドから送られたクロスを田川がヘディングで合わせるも、クロスバーを叩いて勝ち越しゴールとはならず。

 後半19分には浦和ベンチが動き、MF汰木康也に代えてFWキャスパー・ユンカーを投入。すると同21分、MF関根貴大が左足から放った強烈なシュートはクロスバーを叩くが、こぼれ球を江坂が押し込んで浦和が勝ち越しに成功した。しかし、同32分に浦和をアクシデントが襲い、負傷してプレー続行不可能と判断された酒井がベンチへと下がった。

 その後、浦和に追加点は生まれなかったものの、FC東京の反撃を許さずに逃げ切って2-1の逆転勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
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