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東京NBが待望のWEリーグ初勝利! 10番FW小林先制弾&FW植木ダメ押しゴール

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東京NBがWEリーグ初勝利を挙げた

[9.25 WEリーグ第3節 東京NB 2-0 S広島R 味フィ西]

 WEリーグは25日、第3節を行い、日テレ・東京ヴェルディベレーザはホームにサンフレッチェ広島レジーナを迎え、2-0で勝利した。東京NBは開幕3試合目で待望のWEリーグ初勝利を挙げた。

 試合は、両チームともに細かいパスを繋ぎながら攻撃を組み立てた。立ち上がりから攻勢に出たのは東京NBだったが、S広島RのGK木稲瑠那が安定したセーブでことごとくシャットアウトした。

 それでも、ホームの応援を受ける東京NBがゴールをこじ開ける。前半24分、ハーフライン付近でS広島RのボールをMF中里優がつつくと、流れたボールをFW遠藤純がFW小林里歌子に横パス。フリーでボールを受けた小林は、そこからドリブルを開始し、ペナルティーエリア手前まで持ち運ぶと最後は自ら右足を振り抜いた。

 先制に成功した東京NBは、前半終盤にも好守備からゴールに迫った。ハーフライン付近から組み立てを図るS広島Rに対し、前線からプレスをかけると、DF中村楓のトラップミスを見逃さなかったFW植木理子がボールを奪取。そこからドリブルで前進し、ペナルティーエリア内に入り、小林にラストパスを送った。しかし、小林が放ったシュートは全速力でゴール前まで戻った中村が身体を張ってブロック。自身のミスを帳消しにした。

 1点ビハインドで前半を折り返したS広島Rは、後半開始時にフォワードを2枚替え。FW上野真実とFW山口千尋を下げて、FW中嶋淑乃とFW谷口木乃実を投入し、ゴールを狙いに行った。しかし、後半も試合の流れを握ったのは東京NBだった。前線の植木、小林、遠藤を中心に攻撃を展開。途中出場のMF木下桃香もアクセントを加えた。また、両サイドバックのDF清水梨紗とDF宮川麻都も積極的にサイドを駆け上がり加勢した。

 後半26分には、東京NBが前線からプレッシャーをかけてボールを奪うと、そこから細かく繋ぎ、最後は中里がクロス。タイミングよくMF菅野奏音が走り込み頭で合わせたが、ここはGK木稲が弾き出した。

 GK木稲の好守備に応えたいS広島Rだが、なかなかゴールに近づくことが出来ずにいると、後半43分に東京NBが追加点。MF三浦成美がゴール前に柔らかいボールを蹴り込むと、植木が頭で叩き込んだ。終始ボールを握った東京NBが2-0で勝利。WEリーグ開幕3試合目で初勝利を挙げた。

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