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FC東京FW田川亨介、「うまく体動いた」開始37秒弾も勝利に結び付かず…

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先制点を奪ったFC東京FW田川亨介

[9.25 J1リーグ第30節 FC東京 1-2 浦和 味スタ]

 電光石火の一撃となった。試合開始わずか37秒、試合を動かしたのはFC東京FW田川亨介の左足だった。

 最終ラインのDF森重真人が前線にロングボールを供給。左サイドに位置していた田川の目の前には、「スピードもあるし、身体能力が高い」という日本代表DF酒井宏樹が構えていた。しかし、一気の加速で最終ライン裏に抜け出すと、誰よりも早くボールに到達。左足で落ち着いて蹴り込んで先制点となるゴールを記録した。

「裏を取れたのは自分の中では良かった。(ボールが)来るかなという感じはあったので、そのタイミングでうまく体が動いたし、動き出せた」

 値千金の先制弾でリードを奪った。浦和に押し込まれる時間帯が続きながらも、高い集中力を保った守備で失点せずに試合を進めたが、前半アディショナルタイムにDF酒井宏樹に同点ゴールを献上。さらに後半21分にはFW江坂任に逆転ゴールを奪われ、1-2の逆転負けを喫した。

 自身の得点を勝利へと結び付けられず、「前から仕掛けていれば、もう少し変わったかもしれない。ちょっと後手に回り過ぎた」と唇を噛んだ。

(取材・文 折戸岳彦)
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