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[関東]慶應、拓殖の勝利で残留争いも大混戦!早稲田も大逆転勝ちで後期初勝利:第17節

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拓大の決勝点を奪ったDF黒木謙吾(左)と慶應大の2点目を決めたFW宮本稜大

 JR日本カップ2021 第95回関東大学サッカーリーグ1部の第17節が25日に行われた。

 22日に行った第14節の延期分で勝利したことで首位に立った明治大の今節の試合は延期。勝ち点3差で追う2位の法政大は勝って、逆転首位の座に立っておきたかった。

 そして順天堂大と対戦した法大は、前半16分のMF中川敦瑛(1年=横浜FCユース)の2試合連続となるゴールで先制。しかし追加点のチャンスを逃すと、試合終了間際の後半アディショナルタイム4分にセットプレーからDF山崎大地(3年=広島ユース)に同点弾を決められて、1-1で引き分けた。

 下位に沈むチームの頑張りが目立った。最下位の慶應義塾大立正大を3-1で下して後期リーグ初勝利。同じく降格圏の11位だった拓殖大桐蔭横浜大に3-2で競り勝って2連勝を飾った。

 前節で後期リーグの初戦を迎えていた早稲田大国士舘大との打ち合いを5-3で制し、後期初勝利を飾った。前半を1-3で折り返した早大だが、後半途中出場の主将MF田中雄大(4年=桐光学園高)やMF安斎颯馬(1年=青森山田高)らのゴールによって4得点を奪い、大逆転勝ちを飾った。

 この結果、勝ち点29で明治(16試合)の首位は変わらず。勝ち点差2で法政(16試合)が追い、勝ち点23で駒澤大(13試合)と順天堂大(17試合)、桐蔭横浜大(17試合)が続く。そして下位のチームも躍進。拓殖大(15試合)は勝ち点17で10位に浮上。慶應大(16試合)は最下位のままだが、11位の国士舘大(15試合)と同勝ち点の15で並んでいる。

【第17節】
法政大 1-1 順天堂大
[法]中川敦瑛(16分)
[順]山崎大地(90分+4)

桐蔭横浜大 2-3 拓殖大
[桐]篠原友哉(26分)、山田新(53分)
[拓]岸本駿朔(42分)、日野翔太(46分)、黒木謙吾(90分+1)

慶應義塾大 3-1 立正大
[慶]山田大敬(20分)、宮本稜大(40分)、谷本竜一(76分)
[立]坂井剛(90分)

早稲田大 5-3 国士舘大
[早]鈴木俊也(8分)、西堂久俊(66分)、奥田陽琉(77分)、安斎颯馬(81分)、田中雄大(85分)
[国]有田稜2(9分、26分)、棚橋尭士(20分)

明治大 中止 流通経済大
駒澤大 中止 筑波大

☆順位表
1 明治大 29(16)
2 法政大 27(16)
3 駒澤大 23(13)
4 順天堂大 23(17)
5 桐蔭横浜大 23(17)
6 流通経済大 21(12)
7 早稲田大 21(13)
8 立正大 20(16)
9 筑波大 19(14)
10 拓殖大 17(15)
11 国士舘大 15(15)
12 慶應義塾大 15(16)
※勝ち点と()内は消化試合数。全22回戦制。
●第95回関東大学L特集

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