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6戦21発の攻撃陣が沈黙…R・マドリーが今季初の無得点、連勝4でストップ

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[9.25 ラ・リーガ第7節 R・マドリー0-0ビジャレアル]

 ラ・リーガは25日、第7節を各地で行い、レアル・マドリービジャレアルは0-0で引き分けた。R・マドリーは今季6試合21得点でリーグトップに立っていた圧倒的な攻撃力が沈黙し、今季初のノーゴールで連勝が4でストップした。

 前節をミッドウィークに終え、中2日での連戦。R・マドリーはマジョルカ戦(○6-1)から先発2人を入れ替え、MFカゼミーロとMFルカ・モドリッチを起用した。ビジャレアルはエースのFWジェラール・モレノを怪我で欠く中、FWパコ・アルカセル、FWジェレミ・ピノ、FWアルナウト・ダンジュマが3トップを組んだ。

 試合はボールを保持するビジャレアルに、ハイプレスからのカウンター攻撃を試みるR・マドリーという構図。その中でビジャレアルのビルドアップが上回り、前半から多くのチャンスを作り出した。

 それでもマジョルカ戦に続いて輝きを放ったのは守護神のGKティボー・クルトワ。前半13分、左サイドを突破したダンジュマのカットインシュートを横っ飛びで弾き出すと、同31分にはビジャレアルの美しいボール回しにプレスがかわされ、P・アルカセルのシュートが枠内を襲うも再びスーパーセーブ。劣勢の前半をスコアレスで終える立役者となった。

 R・マドリーは後半開始と同時にFWロドリゴ・ゴエスを下げてMFエドゥアルド・カマビンガを投入し、前節ハットトリックのMFマルコ・アセンシオを右ウイングに移動。するとやや持ち直し、後半5分にはアセンシオのFKからDFエデル・ミリトンが惜しいヘディングシュートを放った。

 対するビジャレアルも後半11分、インナーラップをしかけたDFフアン・フォイスのラストパスからダンジュマがシュート。だが、これもクルトワが落ち着いて処理し、試合の均衡は保たれた。そこからはR・マドリーが一方的に押し込み、ビジャレアルの4-4ブロックを深い位置に足止めする時間帯が続いた。

 それでも割り切って守る相手をなかなか崩せず、後半38分にようやくR・マドリーにビッグチャンス。右サイドを突破したFWエデン・アザールのクロスにMFイスコが頭で合わせ、途中出場コンビでゴールに迫った。だが、これはGKヘロニモ・ルジに阻まれる。

 その後はビジャレアルのカウンターをDFダビド・アラバ、DFナチョ・フェルナンデスが防いだが、ゴールにつながるような決定機はなくタイムアップ。R・マドリーのリーグ戦連勝は4でストップした。なお、今節はA・マドリーがアラベスに敗れたため、ライバルとの勝ち点差は3に広がっている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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