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キエッリーニが語る「C・ロナウドは代えがきかない。パリSGはプレステのよう」

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DFジョルジョ・キエッリーニとFWクリスティアーノ・ロナウド

 ユベントスに所属するイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニが、フランス紙『レキップ』のインタビューに応じ、元同僚のFWクリスティアーノ・ロナウドなどについて語った。

 2005年夏から16年にわたってユベントスでプレーし、セリエA9連覇を果たすなど数々のタイトルを獲得してきた37歳のキエッリーニ。当初はEURO(ユーロ)2020終了後の代表引退を示唆していたが、大会制覇を通じて新たなモチベーションを得たようだ。ユーベDFは、「EUROはメンタル面でかなり負担が大きかったが、同時に信じられないほどエネルギーを得ることができたよ。僕にはまだ、感動を味わいたいとか、ビッグマッチでプレーしたいという意欲がある」と明かす。

 世界最高峰のDFの1人と高く評価されるキエッリーニだが、自身の後継者について問われると以下のように答えた。

「(マタイス)デ・リフトは世界最強選手の1人になることができるはず。彼は若くて頭がよく、クオリティも平均を上回るものがある。それからマルキーニョス。万能な選手であり、真のリーダーでもある。ローマに所属していた頃は線が細く、これほど強いセンターバックになるとは考えもしなかった。彼は話題になることが少なすぎるくらいだ」

 続いてキエッリーニは、今夏まで3シーズンにわたってユベントスでプレーしたC・ロナウドについて語った。

「C・ロナウドがいなくなり、新たなチームバランスを見つけなければならない。クリスティアーノは代えのきかない選手だが、(アンドレア)ピルロや(ジャンルイジ)ブッフォンの時のように、別の特徴を持った選手たちでその穴を埋めていく方法を見つけなければならない」

 最後にユーベDFは、FWリオネル・メッシやFWネイマールなどスター選手が集うパリSGに言及。「プレイステーションのチームのようだ。選手たちが個人の利益よりもチームを優先させて共通の目標のために努力することができれば、優勝できないわけがない。しかし、決してそんな簡単にはいかないものなんだ」と述べた。

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