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首位ナポリの指揮官スパレッティ「うぬぼれた選手は必要ない」と引き締め…「怒り狂いそうになる」瞬間とは?

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ナポリルチアーノ・スパレッティ監督

 ナポリの指揮官ルチアーノ・スパレッティが26日のカリアリ戦終了後、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューに応じ、チームについて語った。

 首位ナポリは26日、セリエA第6節においてカリアリとホームのスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナで対戦。FWヴィクター・オシムヘンらのゴールにより、2-0と勝利を収めてリーグ戦6連勝を飾り、単独首位の座を守った。

 今シーズンは公式戦で無敗のナポリだが、スパレッティは試合を振り返りつつ、持論を展開した。

「今シーズン、我々はすでに負けている。(1-5で負けた親善試合の)ベネヴェント戦でね。ナポリのユニフォームに袖を通してプレーする限り、あれも我々にとっての公式戦なんだ。今日は一度も苦しむことなく、無理にプレーすることもなく、良い試合ができた。しかしもう少し早く試合を決めてしまうことができれば、もっと良かっただろう。現在、ファンから多くを期待されている。パーソナリティの点において成長していく必要があるだろう。コツコツと取り組みを続け、自分たちが何者であるのか、何を目標としているのかを理解していかなければならない」

 続いてナポリ指揮官は、新加入のMFアンドレ・フランク・ザンボ・アンギサに言及。「ナポリに足りなかったものを補ってくれるはずの選手だ。優しい青年だが、賢くて強い。すぐにみんなと仲良くなった」などと明かした。さらに控え選手に関して自身の見解を示した。

「後半から途中出場するときにレギュラーのつもりでプレーできない選手は、試合開始からレギュラーを務めることなどできない。自分自身にしか意識が向いておらず、チームの一員としてプレーすることができないからだ。後半だけ、もしくは10分間だけの出場かもしれないが、そこで試合を変えることができるんだ。しっかり練習に取り組んでいる選手が必要であり、うぬぼれた選手は必要ない」

「私は63歳。選手としては下手だったし、監督としても下手かもしれない。しかし常に朝から晩まで努力し、より強いチームや監督相手にも勝利を収めてきた。それが私のようにクオリティを持っていない者のための道なんだ。クオリティを持っているのに、それを投げ捨てようとしている選手たちを見ると、怒り狂いそうになる」

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