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メッシはムバッペの引き立て役になるべき? 元フランス代表FWが主張

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パリSGが誇る豪華トリデンテ

 元フランス代表FWのニコラ・アネルカ氏がパリSGの豪華FW陣について、「ムバッペは攻撃のナンバーワンでなければならない。メッシは彼に仕えるべきだ」と主張した。スペイン『マルカ』が報じている。

 パリSGは今夏にバルセロナを退団したFWリオネル・メッシを獲得し、FWキリアン・ムバッペ、FWネイマールを含めた夢のようなトリデンテを完成させた。だが、ここまでメッシはノーゴールと本領発揮には至らず、3人のコンビネーションもまだ改善の余地があるのが現状だ。

 25日のリーグアン第8節モンペリエ戦(○2-0)では、ベンチに退いたムバッペが「彼は僕にパスをくれない」とネイマールに対する不満を同僚に愚痴るシーンがカメラに捉えられるなど、強烈な個性を共存させる難しさも見え始めている。

 過去にパリSGでのプレー経験もあるアネルカ氏は、フランス『ル・パリジャン』のインタビューで「ムバッペは攻撃のリーダーでなければならない。彼がナンバーワンなのだから」と、3人の中で一番若いフランス代表10番を攻撃の中心に据えるべきだと指摘。「メッシはバルサでそうだったが、今はムバッペに仕えるべきだ。彼(ムバッペ)はクラブに5年在籍している。メッシはそれを尊重しなければならない」と説明した。

 さらにアネルカ氏は「ムバッペはかけがえのない存在であり、スピードでは世界最高だ。パリSGは彼を維持するためにあらゆることをしなければならない」と22歳FWの価値を強調。その一方で「でも、彼はもう心を決めていると思う。彼はもっと多くのものを欲しており、それは普通のことだ。もし彼が直近3シーズンをイングランドやスペインでプレーしていたら、今頃バロンドールになっていただろう。もし彼が去ってしまったら、われわれは彼に全てを感謝しなければならない」と、ステップアップの移籍が近いことも予想した。

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