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ソン・フンミンへの人種差別でファン出禁…実は人違いだったとマンU謝罪

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マンチェスター・ユナイテッドが謝罪

 マンチェスター・ユナイテッドが人種差別的な投稿によるファンへの処分で人違いがあったとして、謝罪したようだ。イギリス『BBC』が報じている。

 同メディアによると、北アイルランド出身のユナイテッドファンであるライアン・バトラー氏が今年4月、クラブ会員資格、チケット予約機能、オールド・トラッフォードへの入場を停止されたことを伝えるメールを受け取ったという。

 SNSで差別的な発言をしたたため、この措置が取られたと知らされたが、本人はツイッターのアカウントすら持っておらず、クラブに異議申し立て。最初の訴えは却下されたものの、情報開示を請求した結果、同じ名前のアカウントによる別人のツイートだったと判明したようだ。

 ユナイテッドは今年4月11日に行われたトッテナム戦でFWソン・フンミンに対する誹謗中傷があったことを理由に、同30日に6名のファンに入場禁止処分を下していた。

 今回のバトラー氏の件を受け、クラブは「残念ながら私たちはミスを犯し、入場禁止は取り消されました。バトラー氏に謝罪します」とコメントしている。

 加えて「私たちは罵詈雑言の疑いがある人の身元を確認するために合理的な手段を講じており、制裁を受けた人は全員、控訴する権利を持っています」とし、「今回の件は、ソーシャルメディアの利用者がID確認の必要がないため、オンラインでの不正行為の責任者を特定することがより困難になっているという事実を浮き彫りにしています」と言及。「私たちはソーシャルメディア・プラットフォームと協力し、不正行為を根絶して適切な人物に責任を負わせるために努力を続けます」と表明した。

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