beacon

メッシが豪快シュートで加入後初ゴール!! パリSG、難敵シティを下して今季CL初白星

このエントリーをはてなブックマークに追加

ホームのパリSGが2-0で勝利

[9.28 欧州CLグループA第2節 パリSG 2-0 マンチェスター・C]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループA第2節が28日に開催された。パリSG(フランス)は本拠地パルク・デ・プランスでマンチェスター・シティ(イングランド)と対決し、MFイドリッサ・ゲイェとFWリオネル・メッシのゴールで2-0の完封勝利。第3節は10月19日に行われ、1勝1分(勝ち点4)のパリSGはホームでライプツィヒ(ドイツ)、1勝1敗(勝ち点3)となったシティは敵地でクラブ・ブルージュ(ベルギー)と顔を合わせる。

 両チームは昨季の準決勝でも対戦。アウェーでの第1戦を2-1、ホームでの第2戦を2-0で制したシティが2戦合計4-1で勝利した。パリSGは第1戦でレッドカードを受けたゲイェの2試合出場停止が明けた一方、第2戦の一発退場で3試合の出場停止処分を受けたMFアンヘル・ディ・マリアが引き続き欠場。ゲイェは4-3-3の中盤でスタメン出場した。

 また、前線では左膝の負傷でリーグ戦の直近2試合を欠場していたメッシが先発復帰し、FWキリアン・ムバッペ、FWネイマールを含めた新トリデンテが揃い踏み。最後尾は今季公式戦8試合出場のGKケイラー・ナバスではなく、今季加入後2試合の出場だったGKジャンルイジ・ドンナルンマが起用された。

 一方のシティは25日のプレミアリーグ第6節チェルシー戦(○1-0)から守備陣と中盤の変更はなく、4-3-3の前線2選手のみを入れ替え。左ウイングのFWジャック・グリーリッシュはそのままに、中央にFWラヒーム・スターリング、右にFWリヤド・マフレズが配置された。

 立ち上がりはパリSGがシティのハイプレスを受ける展開となったが、メッシやネイマールが個の力で剥がし、MFマルコ・ベッラッティのキープ力とパスセンスも生かして攻め込む。

 そして前半8分、右サイドでメッシ、ムバッペ、DFアクラフ・ハキミとつなぎ、ハキミのスルーパスからムバッペがPA内右に進入。マイナスの折り返しにネイマールはうまく合わせられないが、ファーに流れたボールをゲイェが拾い、右足で豪快に叩き込んだ。

 先制を許したシティは時間の経過とともにパリSGを押し込み、チャンスを増やしていく。前半26分には左インサイドハーフのMFケビン・デ・ブライネのクロスからスターリングがヘディングシュート。クロスバーを叩き、跳ね返りに反応したMFベルナルド・シウバのシュートもクロスバーに嫌われる。その後もゴールに迫ったが、GKドンナルンマの安定したセービングもあり、1点ビハインドで折り返した。

 後半も主導権を握ったのはシティ。右のインサイドハーフに移ったデ・ブライネがニアゾーンを突く動き出しが目立つようになり、さらに相手への圧力を強めていく。しかし、GKドンナルンマを中心としたパリSGの守備陣も隙を見せず、スコアが動かないまま序盤が過ぎた。

 守勢が続くパリSGは後半20分に絶好機を迎える。カウンターからネイマールがPA内右に切れ込み、右足でシュート。だが、DFカイル・ウォーカーに寄せられていたこともあり、右外のサイドネットに当たって追加点は奪えない。

 その後も耐える時間が続いたパリSGだったが、後半29分に待望のゴールが生まれる。右サイドから中央へドリブルで持ち込んだメッシが、ムバッペとの縦のワンツーから左足でシュート。GKエデルソン・モラレスが一歩も動けずにゴール右へ突き刺さり、加入後初得点を記録した。

 シティは最後まで攻勢を続けたが、ゴールを挙げられないままタイムアップとなり、開幕2連勝とはならず。守り切ったパリSGが今季CL初白星を手にした。

●チャンピオンズリーグ(CL)21-22特集
●フランス・リーグアン2021-22特集
●プレミアリーグ2021-22特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP