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2度のPK献上&退場者…伊東純也スタメンのゲンク、ホームでディナモ・ザグレブに敗れて今季EL初黒星

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FW伊東純也はスタメン出場

[9.30 ELグループH第2節 ゲンク0-3ディナモ・ザグレブ]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)のグループH第2節が9月30日に開催され、FW伊東純也の所属するゲンク(ベルギー)はホームでディナモ・ザグレブ(クロアチア)に0-3で敗れた。開幕2連勝を逃し、今大会初黒星。伊東は3トップの右で先発出場し、後半25分に交代した。第3節は10月21日に行われ、ゲンクはウエスト・ハム(イングランド)、ディナモ・ザグレブはラピド・ウィーン(オーストリア)とそれぞれ敵地で対戦する。

 第1節のラピド・ウィーン戦を1-0で制したゲンクと、ウエスト・ハム戦を0-2で落としたディナモ・ザグレブによる一戦。今大会の初勝利を狙うディナモ・ザグレブは前半10分、カウンターからPA内左のFWミスラフ・オルシッチが折り返し、受けたMFルーカ・イバヌシェツが左足で決めて先制する。その後はゲンクに押し込まれたが、同36分にオルシッチのシュートがクロスバーを叩くなど、隙を突いて追加点を狙った。

 前半39分にはゲンクの伊東がFWエベレ・ポール・オヌアチュとのワンツーからPA内中央に入るも、DFに寄せられてシュートは打ち切れない。さらに同41分、右サイドのFKをPA内中央のMFブライアン・ハイネンが受け、右足でシュート。しかし、惜しくも左ポストに嫌われた。

 ゲンクは同点ゴールを奪えずにいると、前半アディショナルタイム2分にビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入し、MFバスティアン・トマがPA内でFWドゥイェ・チョプに対するファウルを取られてPKを献上。同アディショナルタイム3分、PKキッカーのFWブルーノ・ペトコビッチが右足でゴール右に流し込み、ディナモ・ザグレブが2-0とリードを広げた。

 そのまま前半が終了し、ゲンクは後半20分にもPKを与えてしまう。高い弾道のクロスを飛び出したGKマールテン・バンデボールトが弾き切れず、DFダニエル・ムニョスが抜け出そうとしたオルシッチを倒した。このプレーでムニョスにはレッドカード。同22分、再びPKキッカーを担ったペトコビッチが右足でゴール左に決め、ディナモ・ザグレブが3-0とした。

 伊東は失点後の後半25分に途中交代。数的不利に陥ったゲンクは最後まで得点を挙げられず、0-3の完封負けを喫した。他会場ではウエスト・ハムがラピド・ウィーンを2-0で下し、開幕2連勝。グループHは第2節を終え、首位ウエスト・ハム(勝ち点6、得失点差+4)、2位ディナモ・ザグレブ(勝ち点3、得失点差+1)、3位ゲンク(勝ち点3、得失点差-2)、4位ラピド・ウィーン(勝ち点0、得失点差-3)となっている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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