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2連敗チーム同士の一戦は痛み分け…柏は仙台に先制許すも神谷の2戦連発弾で追い付く

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柏MF神谷優太が2試合連続ゴール

[10.2 J1第31節 柏1-1仙台 三協F柏]

 J1第31節2日目が2日に各地で行われた。14位柏レイソルは本拠地の三協フロンテア柏スタジアムで18位ベガルタ仙台と対戦し、1-1のドロー。前半10分に仙台のFW富樫敬真に先制点を許しながらも、後半33分にMF神谷優太の2試合連続ゴールで追い付いた。

 前節に2連敗を喫したチーム同士の一戦。立ち上がりから攻勢に出たのは柏だったが、前回対戦を1-0で制した仙台が今回も先にスコアを動かした。

 前半10分、MF松下佳貴が縦に入れたボールをFW赤崎秀平がバイタルエリアで受け、前を向いてスルーパスを出す。PA内やや左へ斜めにランニングした富樫が左足でゴール右に決め、3試合ぶりとなる今季3得点目を挙げた。

 ビハインドを負った柏は、FWクリスティアーノと加入後初の古巣戦となるFW武藤雄樹の2トップを中心にゴールへ迫る。追加点を狙う仙台も前半45分にFKからMF加藤千尋がヘディングで、同アディショナルタイム2分にはMF関口訓充が巧みなフェイントから右足でゴールを脅かすが、いずれもGKキム・スンギュのファインセーブで得点には至らない。

 0-1で折り返した柏はサイド攻撃やセットプレーからチャンスを増やしていく。後半21分には神谷が左サイドから中央へ持ち出し、右足で低い弾道のシュート。しかし、GKヤクブ・スウォビィクに阻まれる。さらに同22分、クリスティアーノの右CKにMF椎橋慧也が頭で合わせるも、ゴール左角付近に当たった。

 その後も柏が攻め続けると、後半33分にこぼれ球を拾った神谷がPA手前中央で左足を強振。ゴール左に突き刺し、2戦連発となる今季3点目でゲームを振り出しに戻した。

 神谷は直後の後半35分にもPA内中央から左足でシュートを放つが、わずかにゴール右へ外れる。両チームが一進一退の攻防を見せた終盤も勝ち越し点は生まれず、1-1で終了のホイッスル。互いに連敗を2でストップした一方、3戦未勝利(1分2敗)となった。

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