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前半だけで3発!! ゴールラッシュの札幌、G大阪に大勝で3試合ぶり白星

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北海道コンサドーレ札幌が5発大勝

[10.2 J1リーグ第31節 G大阪 1-5 札幌 パナスタ]

 J1リーグは2日、第31節を開催し、パナソニックスタジアム吹田ではガンバ大阪北海道コンサドーレ札幌が対戦。前半5分に先制した札幌が前半だけで3点のリードを奪うと、後半も2点を加点。5-1の大勝で3試合ぶりの白星を獲得した。

 前節柏戦(○2-1)で6試合ぶりの白星を獲得したG大阪は、同試合から先発1人を入れ替え、MF井手口陽介らを先発起用。一方、2試合連続完封負けを喫している札幌は前節広島戦(●0-2)から先発1人を入れ替え、FWミラン・トゥチッチらがスターティングメンバーに名を連ねた。

 試合開始早々の前半5分に先制に成功したのはアウェーの札幌だった。DFキム・ヨングォンのパスミスを敵陣で奪った駒井がドリブルでPA内まで運んで右足のシュート。ボールはGK東口順昭に触れられながらもゴールマウスに収まり、スコアを1-0とした。

 追加点を狙う札幌は前半17分、MF小柏剛とのワンツーからPA内に走り込んだトゥチッチの左足のシュートは東口に阻まれ、こぼれ球に反応したMF金子拓郎のシュートは態勢を立て直した東口のビッグセーブに遭い、ネットを揺らすには至らず。しかし、同32分、ドリブルでPA内まで持ち込んだMFルーカス・フェルナンデスが寄せてくるG大阪守備を巧みにいなし、鮮やかな右足のシュートでゴールを陥れ、リードを2点差に広げた。

 攻撃の手を緩めない札幌は前半40分、中央でボールを受けたMF高嶺朋樹がPA外から左足を一閃。勢いよく飛び出したボールは豪快にネットを揺らし、スコアは3-0となった。高嶺にとって、嬉しいJ1初ゴールとなった。

 3-0と札幌がリードしたまま後半を迎えると、G大阪はFW塚元大、MF山本悠樹、DF高尾瑠を投入して状況を打開しようと試みる。しかし、開始早々の同2分、小柏のパスからPA内に侵入した金子が東口の股を抜くシュートを沈め、札幌がリードを4点差に広げることになった。

 後半20分にはFW宇佐美貴史のFKをFWパトリックがヘディングで合わせてネットを揺らし、G大阪が1点を返すが、同38分にPA内から高尾が放ったシュートがGK菅野孝憲に阻まれるなど2点目は生まれず。すると、同43分にFWドウグラス・オリヴェイラが追加点を奪い、札幌が5-1で大勝した。

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