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スアレスが恩返し弾含む1G1Aと大暴れ! アトレティコ、指揮官不在のバルセロナに完勝

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ゴール後に両手を合わせたFWルイス・スアレス

[10.2 ラ・リーガ第8節 A・マドリー2-0バルセロナ]

 ラ・リーガ第8節が2日に開催され、4位アトレティコ・マドリーは本拠地ワンダ・メトロポリターノで暫定7位のバルセロナを2-0で下した。アトレティコにとってはリーグ戦2試合ぶりの白星。消化試合が1つ少ないバルセロナは今季初黒星を喫した。

 シーズン序盤に迎えた注目のビッグマッチ。昨季王者のアトレティコは3-5-2の布陣でスタートした。一方、ロナルド・クーマン監督がベンチ入り停止中のバルセロナは4-2-3-1のフォーメーション。MFセルヒオ・ブスケツとMFニコ・ゴンサレスがダブルボランチを組み、2列目は右からMFフレンキー・デ・ヨング、MFフィリペ・コウチーニョ、MFガビ、1トップにはFWメンフィス・デパイが配置された。

 ホームのアトレティコは前半23分に先制する。FWジョアン・フェリックスが左から中央へボールを送り、元バルセロナのFWルイス・スアレスがワンタッチでパス。PA内左に抜け出したMFトマ・ルマルが左足でゴール右に蹴り込み、1-0とした。

 前半44分には自陣左サイドでのボール奪取からルマルがJ・フェリックスに預け、長い距離のランニング。リターンパスを受けて右に送ると、フリーのスアレスがGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンとの1対1から右足で流し込む。古巣戦のスアレスは直後に両手を合わせ、チームメイトが駆け寄ると控えめに喜びを表した。

 バルセロナはブスケツがセンターバックの左脇に降りてビルドアップに参加するなど、変化をつけて攻撃を組み立てるが、無得点の時間が続く。後半19分には、前節レバンテ戦(○3-0)で復帰後即ゴールを挙げた10番FWアンス・ファティを投入。しかし、0-2のまま終了のホイッスルが鳴り、29日のUEFAチャンピオンズリーグのベンフィカ戦(●0-3)に続いて公式戦2連敗となった。

●ラ・リーガ2021-22特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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