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トゥヘル、ゴール取り消しに「とても怒っていた」…セインツ指揮官もVAR担当に苦言

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警告を受けたトーマス・トゥヘル監督

 チェルシーサウサンプトンの両指揮官は、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)へ苦言を呈した。

 2日にスタンフォード・ブリッジで行われたプレミアリーグ第7節でチェルシーとサウサンプトンが対戦。開始早々にDFトレボ・チャロバーのゴールでチェルシーが先制すると、後半16分にはMFジェームズ・ウォード・プラウズがPKを決めて試合は振り出しに。しかし、同32分にウォード・プラウズが退場を命じられた後、FWティモ・ベルナーとDFベン・チルウェルが得点を挙げてチェルシーが3-1で勝利した。

 チェルシーがホームで勝利した一戦で、VARは2度大きな判定を下した。前半終盤にベルナーがネットを揺らしたように見えたが、VAR担当のマイク・ディーン氏は主審のマーティン・アトキンソン氏にオンフィールドレビューを求め、ゴールは取り消しに。さらに、ウォード・プラウズが退場した場面でもVARの介入が反映されていた。

 これを受け、サウサンプトンのラルフ・ハーゼンヒュットル監督は試合後にイギリス『BBC』で「マイク・ディーンがVAR担当のときはいつだって少なからず問題だ。正直、我々と彼の間には良い歴史がない」と話し、自身の意見を続けた。

「プレスをかけているとき、今回のように少しばかり遅れて行ってしまうことが時々あったりはする。私がこのクラブに来てから、VAR担当のマイク・ディーンからのレッドカードはこれで3回目だ」

 一方、攻守が切り替わった場面でDFセサル・アスピリクエタに反則があったとしてベルナーの前半の追加点を取り消され、抗議した際に警告を受けたチェルシーのトーマス・トゥヘル監督もVARへ辛辣な言葉を掛けた。

「ゴールとは直接関係のない50-50の場面であのような判定がプレミアリーグで起きたなんて到底信じられないからとても怒っていた。シーズン前から、コンタクトスポーツを戦う準備をしてきた。そして、今日は雨のロンドンで激しい試合が行われたが、レフェリーはあのゴールを認めなかった」

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