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フランクフルトが首位バイエルンに大金星!! 守護神トラップがビッグセーブ連発、コスティッチが仕留めて今季初勝利

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首位バイエルンを仕留めたMFフィリップ・コスティッチ(写真中央=10番)

[10.3 ブンデス1部第7節 バイエルン 1-2 フランクフルト]

 ブンデス1部は3日、第7節を各地で行い、MF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルトは敵地で首位バイエルンと対戦した。試合は2-1で勝利し、大金星。フランクフルトは今季リーグ初白星を飾った。鎌田はベンチスタートも出場は無し。長谷場はメンバー外となった。

 試合は開始からバイエルンが主導権を握った。ホームチームはエース・FWロベルト・レバンドフスキ、FWトーマス・ミュラーを中心にゴールに迫ると、前半29分にスコアを動かした。相手陣地でボールを奪ったバイエルンは、そのボールをミュラーがレバンドフスキに繋ぐと、エースの落としをMFレオン・ゴレツカがサイドネットに突き刺した。

 リードを許したフランクフルト。しかし、すぐさま反撃に出る。失点から3分後の前半32分、フランクフルトは左サイドでコーナーキックを得ると、MFフィリップ・コスティッチが蹴り込んだボールにDFマルティン・ヒンテレッガーが頭で合わせてゴールネットを揺らした。

 1-1となった前半。一進一退の攻防が続くなか、両チーム守護神のGKマヌエル・ノイアー(バイエルン)とGKケビン・トラップ(フランクフルト)の好セーブが目立つ。

 今季公式戦初勝利を目指すフランクフルトは、前半終了間際にコスティッチのラストパスにMFイェスパー・リンドストロムが滑り込むも、あと一歩届かず、逆転とはならない。1-1で45分を折り返した。

 試合は後半も拮抗した展開に。後半11分にはDFニクラス・ジューレのクロスにレバンドフスキがヘディングで合わせたが、この絶好のチャンスはフランクフルトのGKトラップが右足でビッグセーブ。難を逃れた。

 立て続けに攻めるバイエルン。後半19分にはFWセルジュ・ニャブリが強烈なシュートを放つも、GKトラップが好セーブ。1分後の後半20分にはFWレロイ・サネがミドルシュートで狙ったが、またもGKトラップが立ちはだかった。

 すると、守護神の好守に攻撃陣が応える。後半38分、左サイドでボールを受けたコスティッチが左足を振り抜き、豪快に決めた。フランクフルトは首位相手に逆転。試合終盤に勝利を手繰り寄せる。

 その後も守護神トラップが好セーブを連発し、バイエルンの攻撃をシャットアウト。フランクフルトが2-1で勝利し、今季リーグ初勝利を挙げた。一方のバイエルンは今季初黒星で連勝記録は「9」でストップ。なお、ベンチスタートとなった鎌田の出番はなかった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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