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どこからともなく現れたロドリ、驚異のブロックに「どうやってあそこまで…」

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MFファビーニョのシュートをブロックするMFロドリ

 誰もがゴールを疑わなかった場面となったかもしれない。しかし、スコアは動かなかった。マンチェスター・シティMFロドリが、その機会を阻止したからだ。

 3日に行われたプレミア第7節でリバプールと激突した一戦は熱い展開が待っていた。前半をスコアレスで折り返すと点の取り合いに。後半14分にリバプールが先制し、同24分にマンチェスター・Cが追い付く。同31分にリバプールが勝ち越し、同36分に再びマンチェスター・Cが試合を振り出しに戻す。

 そして、後半42分の場面だ。リバプールに再度勝ち越しのチャンスが訪れる。MFジョーダン・ヘンダーソンのFKを受けたFWモハメド・サラーが右サイドからクロスを供給。飛び出したGKエデルソン・モラエスにも触れられなかったボールはファーサイドのMFファビーニョの足元に。

 完全にフリーだった。そして、エデルソンが飛び出してしまったゴールはがら空きだった。しかし、シュートを放つ瞬間、ロドリの右足が飛んでくる。スライディングでかき出されたボールをFWガブリエル・ジェズスが処理し、危機をしのいだマンチェスター・Cはアンフィールドから勝ち点1を持ち帰ることに成功した。

 英紙『サン』によると、『スカイスポーツ』のコメンテーターを務めるガリー・ネビル氏は「なんというブロックだろうか。ファビーニョが少し時間をかけたが、入ったと思ったのだろう。しかし、ロドリにスライディングの時間を与えてしまい、彼は台無しにしてしまった」とコメント。

 また、SNS上にも賛辞の声が殺到しており、「信じられない。どうやってあそこまで行くのか」「このブロックを子供たちにどうやって伝えよう?」「世紀のタックルがまだ頭から離れない」「ロドリのブロックはサラーのゴールと同じくらい素晴らしかった」というコメントが紹介されている。

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