バルセロナのオランダ代表FWメンフィス・デパイが、「移籍を後悔しているか?」との質問に対して返答した。英紙『ミラー』が伝えている。

　今夏、リヨンからバルセロナに加入したデパイは背番号9を与えられ、FWリオネル・メッシやFWアントワーヌ・グリーズマンがチームを離れる中、攻撃の核として期待された。ラ・リーガでは7試合3得点を挙げるなど奮闘しているが、チームは3勝3分1敗の勝ち点12で9位。さらに欧州CLではクラブ史上初となる開幕2連敗を喫するなど、不振に喘いでいる。

　公式戦ここ6試合で、わずかに1勝(2分3敗)と苦しんでおり、危機的な状況。しかし、『ESPN』の「移籍を後悔しているか?」との問いに対し、デパイは「どうして、そんなことを聞くんだい?」と笑顔で答えたという。

「バルセロナだよ。このクラブがどれだけ大きいか、そして、このようなクラブに移籍することが選手にとって、どのような意味を持つのか、皆さんは理解していないと思います。僕は決して後悔しません。結果はともかく、僕はこのクラブにいられて本当に幸せだよ」

　代表ウィークが明けると、ラ・リーガ第9節バレンシア戦、欧州CL第3節ディナモ・キエフ戦、そして、レアル・マドリーとのクラシコが控えている。「僕は心配していない。物事が好転することを確信している」と気丈に前を向いた。

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