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古橋亨梧「与えられたポジションで結果を」サウジ戦で日本の“秘密兵器”となるか

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日本代表FW古橋亨梧(セルティック)

 日本代表はW杯アジア最終予選前半戦の山場を迎える。追加招集されたFW古橋亨梧(セルティック)はあす7日のサウジアラビア戦(ジッダ)に向けて、「個人としてはプレッシャーを楽しめたら。自分のプレーを出すことでしかチームに貢献できないし、後がないと思っている。チームが勝つために、みんなが笑顔になれるように、日本代表がすごいと思ってもらえるようなプレーをしないといけない」と意気込みを語った。

 古橋は9月7日に行われたW杯最終予選・中国戦(○1-0)に先発したが、後半開始直後に負傷交代。所属先でも約3週間にわたって欠場が続いていたものの、9月30日のUEFAヨーロッパリーグ・レバークーゼン戦(●0-4)で復帰を果たした。

 今月3日のプレミアシップ第8節アバディーン戦(○2-1)では復帰後初ゴール。フル出場を果たし、リーグ3試合ぶりの白星に貢献している。「外からセルティックの試合を見る機会が増えて、早く一緒にプレーしたい、復帰して結果を残すことで代表に呼んでもらえたらという気持ちが強くなった」。負傷を乗り越え、今季加入したセルティックでリーグ戦は5戦4発、公式戦は11戦8発として再び代表に合流した。

 日本代表でも、求められているのはその得点力だ。「攻守において運動量を上げて、攻撃では得意の裏抜けや駆け引きで相手のラインを下げたい。ゴール前にどんどん入っていけたら」と意気込んだ古橋。再び左サイドサーフで先発する可能性もあるが、「与えられたポジションで結果を残すことが大事。サイドだからとサイドに張るだけではなく、周りの選手とのコンビネーションでいいポジションを取って、自分らしいプレーを出せたら」と前向きに語った。

 サウジアラビアとの対戦経験がない古橋は日本の“秘密兵器”として、活躍が期待される。「ファーストプレーが大事だと思っている。ファーストプレーでチャンスをつくって、決め切ることができればチームとしても、個人としても乗ると思う。嫌なイメージがついて相手により対応されれば、他の選手が空いてくると思うので、意識してやっていきたい」とイメージを膨らませた。

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