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浦和、ユンカー弾で先制も逃げ切れず…AG奪ったC大阪がドローに持ち込む

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浦和レッズセレッソ大阪の第1戦はドロー

[10.6 ルヴァン杯準決勝第1戦 浦和 1-1 C大阪 埼玉]

 ルヴァン杯は6日、準決勝第1戦を開催し、埼玉スタジアムでは浦和レッズセレッソ大阪が対戦。前半12分にFWキャスパー・ユンカーの得点で浦和が先制するも、後半21分にFW山田寛人の得点でC大阪が追い付き、1-1のドローに終わった。なお、C大阪のホームで開催される第2戦は10日に行われる。

 ホームの浦和は直近のJ1第31節神戸戦(●1-5)から先発7人を入れ替え、ユンカー、MF伊藤敦樹、MF大久保智明、DF山中亮輔、DF槙野智章、DF西大伍、GK鈴木彩艶らを先発起用。一方、アウェーのC大阪はJ1第31節大分戦(●0-1)から先発4人を入れ替え、FW山田寛人、MF奥埜博亮、DF丸橋祐介、DF松田陸らがスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半12分に試合を動かしたのはホームの浦和だった。DFアレクサンダー・ショルツから左サイドでパスを受けた山中が左足の鋭いクロスを供給。相手DFの間にフリーで走り込んだユンカーが巧みに右足ダイレクトで合わせてネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 1点を先行した浦和がボールを保持して試合を進める。粘り強く対応するC大阪だが、なかなかボールを回収できない。たとえボールを奪っても効果的な攻撃へとつなげられず、フィニッシュまで持ち込めない時間帯が続いた。同39分にはPA内でこぼれ球を拾った山田が対面する槙野の股を鮮やかに抜いて右足のシュートを放つも、好反応を見せた鈴木に左手1本で弾き出されてしまう。

 1-0と浦和がリードしたまま後半を迎えると、後半11分にC大阪が立て続けにゴールに迫る。まずは左サイドのDF丸橋祐介が送ったクロスからFW加藤陸次樹が放ったヘディングシュートがクロスバーを叩き、直後にはMF乾貴士が右サイドから送ったクロスに走り込んだ山田のボレーシュートが再びクロスバーを叩いて好機を逸してしまう。

 しかし、後半21分、右サイドからMF坂元達裕が送ったグラウンダーのクロスを、ゴール前でフリーの山田が押し込み、C大阪が試合を振り出しに戻す。同24分にはC大阪に勝ち越しの好機。しかし、PA内から加藤が放ったシュートは距離を詰めた鈴木に阻まれ、こぼれ球に加藤自身が反応して再び放ったシュートも槙野にブロックされてしまう。さらに同29分の加藤の右足のシュートが鈴木に触れられると、またもやクロスバーに阻まれるなど、勝ち越しゴールを奪うには至らない。

 後半38分には浦和がゴールを脅かすが、MF小泉佳穂のパスからユンカーが放ったシュートはGKキム・ジンヒョンに弾き出されてしまった。その後も両チームに2点目は生まれず、1-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

(取材・文 折戸岳彦)
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