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ソン・フンミンがさすがの大仕事!! 終了間際に劇的決勝弾、韓国はシリアに苦戦も勝ち点3奪取

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[10.7 W杯最終予選A組第3節 韓国2-1シリア]

 カタールW杯アジア最終予選は7日、第3節を各地で行い、B組の韓国代表はシリア代表に2-1で勝利した。

 ここまで1勝1分でグループ2位の韓国は1分1敗のシリアとホームで対戦。エースのFWソン・フンミン(トッテナム)をトップ下に置き、1トップにFWファン・ウィジョ(ボルドー)、左ウイングにFWファン・ヒチャン(ウォルバーハンプトン)をそれぞれ起用する4-2-3-1の布陣で臨んだが、自陣で守備ブロックを組む相手に苦戦を強いられた。

 前半10分、右CKからMFソン・ミンギュ(全北現代)のヘディングシュートがクロスバーに弾かれると、その後も一方的にボールを支配しながら攻撃が停滞。ソンは激しいマークに遭ってゴールに近い位置でのプレーができず、前半の終盤にはH・ヒチャン、H・ウィジョに決定機が訪れるも決めきれず、スコアレスのままハーフタイムを迎えた。

 それでも後半開始直後、一発のミドルシュートで試合が動いた。後半3分、H・ウィジョのポストプレーで中央を打開し、MFファン・インボム(ルビン・カザン)が連続切り返しから左足を一閃。強烈なシュートをゴール右隅に突き刺し、先制に成功した。

 その後も韓国がボールを保持し、優位に試合を進める。それでも後半39分、シリアが同点に追いついた。右サイドをMFマフムード・アル・マワスが突破し、クロスに反応したFWアルディーン・アル・ダリのヘッドは後ろに流れたが、こぼれ球に反応したMFオマル・カルビーンが振り向きざまにミドルシュート。豪快にネットに突き刺した。

 ところが最後は韓国のエースが大仕事を成し遂げた。後半44分、DFホン・チョル(蔚山現代)のFKがゴール前を襲うと、DFキム・ミンジェ(フェネルバフチェ)が頭で落とし、これに反応したのはソン。左足ボレーでネットを揺らし、土壇場で勝ち越しに成功した。試合はそのままタイムアップ。韓国がギリギリで勝ち点3を奪い切った。

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