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批判覚悟の吉田麻也「結果が出なければ協会、監督、選手も責任を取る覚悟」

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日本代表の主将DF吉田麻也

[10.7 W杯アジア最終予選 日本0-1サウジアラビア ジッダ]

 ひとつのミスが失点につながり、日本代表は早くも2敗目を喫した。後半27分にバックパスの乱れからゴールを許すと、初戦オマーン戦に続いて0-1の敗戦。主将DF吉田麻也(サンプドリア)は「ミスが起こってしまったのはしょうがない。それも含めてサッカー」としたうえで、次のように続けた。

「それよりも0-0のときに点を取れなかったことが問題。よく我慢して、あの一つだけで相手に形を作らせることもなかったと思うんですが…。これが最終予選。僕たちもそうですし、見ている人も満足できる内容じゃなかったと思いますが、予選が終わったわけじゃない。次に切り替えて、次に絶対勝ちたい」

 窮地に立たされた森保ジャパン。前半戦の山場となる連戦で、次は12日にホームでオーストラリア代表と対戦する。「頭の中でしっかり切り替えて、移動も含めてリカバリーが勝負になると思う。いいコンディションでオーストラリアを迎えなきゃいけないし、確実にホームで勝ち点3を取らないといけない」。そう語った吉田は厳しい表情で、悲壮な覚悟を口にした。

「もちろん批判されることは分かっていますが、まだ終わってはいない。終わったときにジャッジしてもらえればいいと思うし、結果が出なければ協会、監督、選手も責任を取る覚悟はできていると思う。終わってから判断してもらえれば」。日本代表の主将として、W杯連続出場を途絶えさせるわけにはいかない。「前を向いて背中を押していくしかないと思うし、自分が突き進んで引っ張っていかないといけない」と強調した。

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