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豪州も磐石3連勝…森保J、W杯出場圏との勝ち点差「6」に広がる

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[10.7 W杯最終予選 オーストラリア3-1オマーン ドーハ]

 カタールW杯アジア最終予選は7日、第3戦を各地で行い、日本と同じA組のオーストラリア代表がオマーン代表を3-1で破った。オーストラリアは開幕3連勝でA組首位をキープ。日本との直接対決を前に勝ち点差が6に広がった。

 オーストラリア国内の検疫措置により、カタール・ドーハでの開催となった第3戦。先手を取ったのはホーム扱いのオーストラリアだった。

 前半9分、自陣からの丁寧なビルドアップで前進し、トップ下から低い位置まで降りていたMFトム・ロジッチが右のハーフスペースを攻め上がると、ゴール前にアーリークロスを配給。これはオマーン守備陣にクリアされたが、こぼれ球を拾ったFWアワー・マビルが身体を捻りながらの左足ボレーで突き刺した。

 それでもオマーンも前半27分、試合を振り出しに戻す。右に開いたMFサラー・サイド・アルヤヒアエイの縦パスをFWハリド・ハリファ・アルハジリが収め、優しく出したパスからMFアルマンダル・アルアラウィが右足一閃。強烈なシュートでここまで予選無失点が続いていた名手GKマシュー・ライアンの牙城を破った。

 オマーンは前半35分にアクシデント。FWザヒル・スライマン・アルアグバリが胸のあたりを痛めてピッチに倒れ込み、MFアルシャド・サイド・アルアラウィが投入された。

 そのままスコアは動かず後半へ。すると開始直後の3分、オーストラリアは右サイドを突破したロジッチがマイナス方向にクロスを送り、C大阪所属のFWアダム・タガートが右足ダイレクトでシュート。これはGKファイズ・アルルシェイディに阻まれたが、跳ね返りを拾ったMFマーティン・ボイルがダイビングヘッドで押し込み、再び勝ち越しに成功した。

 さらに後半44分、オーストラリアは途中出場のDFフラン・カラチッチからのグラウンダークロスを岡山所属のFWミッチェル・デュークが決め、途中出場コンビでダメ押し。試合はそのままタイムアップを迎え、開幕3連勝を飾ったオーストラリアが得失点差でサウジアラビアを上回り、首位をキープした。

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