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日本vsサウジアラビア 試合後の森保一監督会見要旨

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日本代表の森保一監督(写真は前日会見のもの)

[10.7 W杯アジア最終予選 日本0-1サウジアラビア ジッダ]

 日本代表は7日、カタールW杯アジア最終予選の第3戦でサウジアラビア代表と対戦し、0-1で敗れた。

以下、試合後の森保一監督会見要旨

森保一監督
―試合は狙っていたような展開で、勝負は紙一重だった。この試合を振り返ってどう捉えているか。
「おっしゃる通り、選手たちは非常にハードワークしてくれたし、チームとして連係連動して攻守にわたって機能していた。ハードワークと戦術の部分で非常にいい戦いができていた。失点の場面は少し疲労が出てきて、パスのズレが出たところで失点になった。拮抗したギリギリの戦いの中で、ミスを突くのか突かれるのかが今日の試合結果に表れた。しかしながら選手たちはハードワークをしてくれて、われわれが勝ってもおかしくない試合をしてくれた。続けていくことが大切」

―サウジアラビアと勝ち点6差になったが、W杯への自信は揺らいでいないか。
「われわれがW杯を諦めなければ、このままW杯に行きたいという気持ちを持ち続けてチャレンジすれば、必ずW杯出場のチケットを掴み取れると思っている」

―前半はいいプレーが見られたと思うが、後半はどう振り返るか。今後のW杯予選はどう戦うか。
「前半はわれわれのほうが流れの中からチャンスを作れた。後半も続けていけば得点のチャンスは十分にあると思っていた。サウジアラビアがわれわれの戦いに対して、後半修正をしてきた中で、難しい戦いにはなったが、チャンスは十分につくれていた。これまでやってきたことを続けてやっていく。そうすれば必ずいい結果が生まれると思うし、ベースの部分を常に大切にして、次の試合に向けてわれわれが少しでもいい戦いができる準備をしていきたい。そこに変わりはない」

―最初の交代は2列目を二人変えた(浅野、南野→古橋、原口)が、選手へのメッセージ、交代に込めた理由は。
「サウジアラビアのストロングポイントはサイド攻撃というところで、浅野と南野が守備もしながら攻撃の良さを出していく部分で、どう守るかどう突くかのかという部分で前半からハードワークしていた。疲労が見えていたのでよりフレッシュな選手をサイドに入れて、攻撃の活性化をし、守備で相手の狙いを止めるということで交代した」

―結果論だが、疲れが出ていた柴崎をもう少し早く替えればよかったと考えているか。
「彼は非常にハードワークしてくれていて、攻守にわたってチームに貢献してくれようとしていた。交代しようとしたところでの失点になった。もっと早ければという部分については、タイミングとしては間違いはなかったと思っている。あのパスのズレは全て疲労と言えるものではないのかなと思う」

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